経理職へ未経験で転職を成功させるために知っておくべき5つのポイント

経理職へ未経験で転職を成功させるために知っておくべき5つのポイント

経理の仕事がしたいと思って転職活動をする人が増えてきています。経理の仕事というのはどうしてそれ程魅力的なのでしょうか。 それは真面目でこつこつと物事をこなすことの出来る性格の人にとっては天職とすることが出来る仕事だからです。しかしただ単に几帳面で真面目で完璧主義の人だからといって、それだけで転職活動を成功させることが出来る程の簡単な仕事でもありません。

このページでは、現在経理職への転職を考えている方へ向けて、転職に必要な資格や求人の出るタイミングなどのお役立ち情報を紹介して行きます。

 

1.そもそも経理職ってどんな仕事?

経理職ってどんな仕事

一般的に経理職と聞くと、数字に強そうな人がやっている、安定して働けそう、会社の経営に携われる、といったイメージを持たれる方が多くなっています。しかし、経理職と言っても会社や役職によってその業務内容は大きく変わります。そのため、経理職に転職を考えている方は、まず、経理職にはどんな業務があるのか大枠を知っておく必要があります。

 

現金と預金の記録と管理

経理職の主な業務の1つとしてあげられるのが、現金の入手金の記録と管理です。現金の入出金の記録と管理というのは、会社の備品購入時や社員が業務の中で立て替えたお金(出張費や交通費、備品の購入)など、現金で支払いを行わなければならない時に金庫の現金から払い出し、帳簿(PCの会計ソフト)で管理するというものです。

また、現金管理とともに、経理職の日々の業務としてあげられるのが預金の管理です。これは、通帳への記帳、預け入れ、引き出し、振込、などの業務を行いながら、経費の仕分け、精算を行うものです。

 

月次と年次の決算業務

経理職の場合、毎年1月には決算業務というものが仕事に入ってきます。また、決算業務には月に1度行う月次決算と年に1度行う年次決算があります。

 

給与管理業務

経理職に着くと、会社の従業員の給与管理というのも業務の一環になってきます。そのため、勤務表を管理、確認し、給与計算や年末調整、社会保険料の納付なども行わなければなりません。

 

税金管理業務

会社には納めなければならない税金が幾つかあります。例えば、源泉徴収税や法人税、法人住民税、消費税などです。経理職では、それらの税金の計算、管理を行うのも業務の1つになっています。

 

電卓で計算をするだけが管理職ではない

経理職というと、ひたすら電卓を打って計算ばかりしているイメージですが、そんなことはなく、データや資料を参考にしながら経営者の方針や考えにあっているか、年間のスケジュールを先読みして問題点を経営者側に報告したりと、会社において大変重要な役割で頭の使う仕事です。そのため、未経験で転職した際に、自分はどんな仕事ができるのか、将来どんなことをやりたいのか、事前に考えを固めておくことが重要です。

 

 

2.未経験でも経理の仕事はできるのか

未経験でも経理になれるか

事務職ですので当然のことながら他の職種と比べて競争率も高いですので、それなりに知識と経験を持っている人の方が採用されやすいのはある意味当然のことなのです。ですが、会社によっては未経験であっても積極的に採用を行っている会社もあります。

 

未経験者を積極的に採用している会社もある

未経験の人の転職への途が完全に閉ざされているのかと言えば、そういうわけでもありません。中には未経験の人でも積極的に採用している会社も沢山あるのです。しかしそのような会社に応募するからといって、応募者の側が何の努力もしなくても良いというわけでは当然ありません。未経験者であるということに胡坐をかいてはいけないのです。

 

努力を企業にアピールする

経理の仕事の経験がなかったとしても、それに関連する本を一冊でも多く読んで知識を身に着けるとか、簿記の検定試験を受けてアピールできるように準備する等々、応募前の段階で個人が出来ることは探せばいくらでもあるのです。なので転職者というのは基本的には一社のみならず複数の企業に応募している立場であるので大変忙しい生活を送っているものですが、少しでも隙間時間を見つけ出して今まで積み重ねてきた努力をして企業にアピールしていくことが何よりも大切です。

 

意欲的とやる気を見せることが大切

たとえ面接の場で特に聞かれなかったとしても、入社後は積極的に会計ソフトの使い方を勉強したりパソコン教室に通います等といった、意欲的な仕事に対する姿勢をアピールしておくことも効果的です。いくら経験のない人も採用しているといっても、やはり応募者が殺到して企業側に選ぶ余地がある場合、どうしても経験者の方を採用したくなってしまうのが自然というものです。なのでそのような経験者に対抗するには意欲とやる気を存分に見せるしかないとの心構えで、張り切って面接に臨むことが大切なのです。

 

 

3.経理職へ転職するために必要な資格

経理事務へ転職するために

もしあなたが、全くの未経験で経理職への転職を考えているのであれば、是非とっておきたい資格は日商簿記検定です。

 

日商簿記検定の合格率

ここ1年で出題範囲が変わり、2級と1級の出題範囲が変わりました。履歴書に書いて認められるには最低でも2級を取得してきたいところです。皆さんも試験を受けるときは、合格率をチェックしませんか?1級で10%程度、2級で30%程度、3級になると半分以上が合格です。年によって1級は合格率に大きな差があるとおもます。その一番の理由は1級だけは競争試験だからです。

 

上位10%程度は合格になる

上位10%程度を合格されるようにしているため、1級にたくさんの方が固まるとそれを合格にするかしないかで合格率が大きく変わるわけです。15%程度まで上がる年もあります。2級からは、7割正解をすれば全員が合格できる試験です。

 

最低限の簿記の知識は必要

範囲も商業簿記と、工業簿記のさわり程度が組み合わさっても試験ですので、独学でも十分習得可能です。これは、あくまでアピール資格ですので、実務にすぐ入っていけるかというとほぼ役に立たない知識だと思って間違いありません。

 

最近は応募条件に簿記3級や2級の記載が増えている

但し、全く勉強しない人に比べると先輩社員から聞いたときの理解度が全く違うのは事実です。転職の応募条件にも簿記3級や簿記2級程度などと記載している所が増えてきました。やはり、勉強をして結果が出せる人と、自己アピールで頑張りますというだけの人とでは面接官の心象が全く違うということです。

 

大手企業ではSPIの適正と簿記の知識を確認されることも

多少の大手になりますと面接の前に筆記試験でSPIなどの適正に加え、簿記の知識を確認するところもあります。やはり、経理職を目指すのであれば、最低限簿記の知識は必要ということでしょう。

 

 

4.未経験で経理職に転職した時の初任給は?

4.未経験経理職転職した時初任給

会社や地域、能力によっても変化してきますが、未経験で経理職に転職した際の一般的な初任給はどのくらいなのでしょうか。企業の種類別・規模別で未経験で経理職に転職した際の一般的な初任給をご紹介します。

 

事務職と比較すると経理職の平均給与は高め

まずはじめに、地域や会社の規模に関係なく、一般的に経理職に転職した際の平均給与は、月平均23万円〜28万円となっています。人事や総務の平均給与が、月収20万円〜25万円なので、他の事務職と比べても経理の平均給与が高めであることがわかります。

 

都市圏の経理職(正社員)初任給

地域によって、大きく給与が異なりますのでここでは、都市圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)の経理職(正社員)の初任給を、日系と外資系企業それぞれでご紹介します。また、地方で、経理職を考えている方は、ご紹介している金額から約5万円ほど低くした価格が適当な給与だと考えてもらえればと思います。

日系企業

  • 平均月収:23万円〜33万円
  • 平均年収:280万円~400万円

外資系企業

  • 平均月収:25万円〜37万円
  • 平均年収:300万円〜450万円

外資系企業の経理職の場合は、語学力も求められるため、日経に比べると給与も高額になっているようです。また、未経験でも簿記の資格を取得していたり、コミュニケーション能力が高い場合などは、給与も平均より上がる可能性が高くなっています。

 

 

5.経理職の求人が多く出るタイミング

求人が多く出るタイミング

経理の仕事への転職は、退職者が出て補充を行うときか、あるいは企業規模の拡大に伴い人員不足が顕著になったときです。退職者が出る時期としては、3月末なども多いので、この時期に合わせて採用を行おうとする企業や団体などがあります。求人を出すタイミングは、大抵の場合において退職することが確実になったときあるいは企業規模が大きくなって人手が足りないとはっきりと見えてきたときです。

 

人気があるため倍率が高い

経理職への転職の場合は、ハローワークにせよ他の媒体にせよ、希望者が殺到する傾向にあります。事務職への転職は今やあこがれの状態になっているためと考えられています。営業のノルマなどもなく大過なく処理が出来れば、問題なく勤め上げられやすいからです。採用希望者数一人に対して、複数人が応募することも珍しくありません。場合によっては倍率が数十倍になることも多いです。

 

求人情報は突然出される場合も多い

採用する側も科目合格者であれば、いずれは税理士資格を取得するかもしれないという目算を持って採用を考える余地が出てくることでしょう。求人を出すタイミング自体は企業ごとで異なることから、転職を考えている人は転職情報などについて、しっかりと収集できる状態にしておかなければいけません。突然、求人情報が出される場合も多くあります。

 

3月末や9月末頃が狙い目

季節時期として3月末頃やあるいは9月末頃なども狙い目として、それよりも数ヶ月前には準備を進めておいた方がスムーズにいくと考えられます。無論、自分の知識やスキルをしっかりと磨いておくことも重要であり、求められることを認識しなければいけないことは言うまでもありません。

 

まとめ

経理職と聞くとなんだか難しそうで、必要な資格を取得していないといけないようなイメージも持たれがちです。ですが、未経験でもやる気と学ぼうとする姿勢があれば十分仕事に就くことは可能です。自分の将来のために、知らない仕事に挑戦することはとても素晴らしいことです。最近では通信講座だけで資格の勉強ができたり、学習の場は広がってきています。是非、ここで紹介したポイントを参考にして経理への転職を頑張って欲しいです。

 

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