介護老人保健施設への介護士の転職メリット・デメリット

介護老人保健施設への介護士の転職メリット・デメリット

このページでは、介護老人保健施設への介護士・介護職の転職のメリットとデメリットについて説明していきます。

下記のポイントをしっかりと押さえ、転職活動に臨みましょう。

1.介護老人保健施設への介護士の転職メリット

介護老人保健施設への介護士の転職メリット
介護老人保健施設(老健)は「積極的な治療ではないが、医療管理下でのケアが必要な高齢者」を対象として受け入れています。そこでは、生活のためのケアの他、在宅に戻るためのリハビリなどが行われています。

運営する法人は医療法人や社会福祉法人ですが、前者が運営する老健が多く、病院併設の施設も目立ちます。特別養護老人ホーム(特養)や有料老人ホームとの違いは、医療ケアが必要な入居者を受け入れているところで、そのため老健では医師の常勤配置や看護師の夜勤があります。また在宅復帰へ向けた機能回復訓練もあり、理学療法士や作業療法士によるリハビリが積極的に行われています。

 

様々な角度からケアのあり方を学ぶことができる

このように老健では、介護職だけでなく様々な職種の専門職がいて、それぞれの専門性を発揮するだけでなく、互いに連携を取りながら入居者に関わっていきます。介護職は一般の介護の他、医療職と連携したケア、リハビリ職と連携したケアも行う必要があります。こういったアプローチは特養や有料老人ホームにはあまりないので、様々な角度からケアのあり方を学ぶことができます。

 

大きなやりがいを感じることができる

老健の入所期間は3~6ヵ月がめどとされており、機能回復の後、入居者は在宅へ戻ることを目的としています。いってみると、病院と自宅の中間にある施設です。特養のように「その人に寄り添う介護」ではありませんが、自分が関わった入居者の状態が良くなっていく様子や、自宅に戻れることを喜んでいる姿を見ることができるのは、介護職にとっても嬉しいことであり、そこにやりがいを感じられるのではないでしょうか。介護の仕事は成果が目に見えにくいといった面がありますが、老健ではそういったところで達成感を感じることができます。

2.介護老人保健施設への介護士の転職デメリット

介護老人保健施設への介護士の転職デメリット
介護老人保健施設(老健)の主な目的として、在宅への復帰があげられます。そのための機能回復を目的としたリハビリや医療的ケアが行われるため、様々な専門職が働いています。

 

人間関係に悩んでしまう可能性もある

老健には医療法人による運営の施設が多くあり、病院と一緒にあるケースもみられます。病院ほどではないにしろ、医療職の発言力が強いため、介護職と医療職の意見、考え方の違いなどから、力関係が難しい職場もあります。介護職の離職理由として、「人間関係」が上位にあがっているので、注意が必要です。

 

入居者一人ひとりに深く関わることが出来ない

老健は特別養護老人ホーム(特養)などの施設と違い、終身利用や生涯入所ではありません。入所期間は3ヵ月と規定があり、期間ごとに退所か継続かの判定会議が持たれます。退所可能となれば在宅へ戻ることになります。

特養では「終の棲家」的な面が強く、そこでの介護は「入居者に寄り添う介護」ですが、老健での入所期間は3~6ヵ月程で、「入居者に最後まで関わりを持つ」ような仕事を希望する人には、老健は向いていないといえます。また規模の大きい施設も多く、一人ひとりの入居者に深く関わることが出来ないため、仕事をする上でフラストレーションを感じる介護職もいます。

 

仕事量が多く多忙な勤務となる

老健の入居者の介護度は特養に比べると軽度と言えますが、最近では老健でも介護度の重度化は進んでおり、身体介護に関しては特養と変わらない内容となります。仕事量は多く、時間に追われるような多忙な勤務となります。夜勤もあり、勤務時間、シフトは不規則なものです。介護の仕事全般に言えることですが、給与の割に心身に掛かる負担が大きいということは否めません。

 

3.介護老人保健施設での介護士の平均年収と平均給与

介護老人保健施設の介護士の平均年収と平均給与
介護保険老人施設(老健)は「在宅生活へ戻る」ことを目標としており、そこで行われるケアは、医療管理下のケアや機能回復のためのリハビリが主なものとなります。

 

老健だから給与が低いとは一概には言えない

特別養護老人ホーム(特養)などに比べると、イメージ的には「軽度の介護度だから給与も低い」といった印象を持つ方も多いかもしれません。たしかに入居者の介護度を平均すると特養よりは軽いのですが、最近では老健の入居者の介護度も重度化が進んでいます。仕事の内容も老健と特養では近いものがあり、給与額も特養とはあまり変わりがありません。「特養だから給与が高く、老健だから低い」ということは一概に言えません。

様々な統計がありますが、介護職の平均年収は270万円前後、平均月収は18万円前後で、老健で勤務する介護職も同等の給与額とみられます。地域や運営する法人によっても差があるため、転職の際はよく検討してみることが大切です。

老健は医療法人や社旗福祉法人などによって運営されていますが、双方ともに運営は概ね適切です。福利厚生や賞与の面で手厚い場合も多くみられます。

 

資格手当について

資格手当についてですが、介護職員初任者研修修了を採用要件にしている施設が多いとはいえ、初任者研修修了に対して資格手当をつけている施設は少なく、付いていても3千円程と少額です。介護福祉士については5千円から1万円程で、実務経験も考慮され、基本給に反映されることが多いようです。

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