保育士が英語教育を実施する保育園に転職する時に知っておきたいこと

保育士が英語教育を実施する保育園に転職する時に知っておきたいこと

2013年に文部科学省が小学校3年生から英語の授業を取り入れる計画を発表したのを知っていますか。この計画は、近年グローバル化が急速に進んでいるため国際的に活躍できる人材を育てるための政策です。

国は小学校3年生から英語教育を始めるとしていますが、一部の保育園は英語教育を取り入れ始めています。保育士が英語教育を取り入れている保育園に転職した時のメリット・デメリットや注意点をご紹介したいと思います。

 

 

1.保育園児に英語教育する目的とは

英語 教育 理由

英語教育を取り入れている保育園で働くためには、「なぜ自分が働く保育園は英語教育を取り入れているのか」、目的を知り働く必要があるでしょう。目的を知らないままなんとなく働いているだけでは、きちんとした教育ができないです。

まだ幼い児童に英語教育を実施する保育園の考えられる目的は以下の通りです。

 

右脳の黄金期は6歳までだから

右脳は物事を理屈抜きで感覚的に理解する働きを持っています。なので6歳までに英語に触れ合うことで、無意識に感覚だけを頼りに英語を習得することができます。効率よく英語を習得するためには、右脳の黄金期である6歳までに学習させるほうがいいと考えるためです。

 

幼い子どもほど英語への抵抗がないから

幼い子どもほど母国語以外の言葉に対して抵抗が少ないです。ですので英語をすんなり受け入れることができ、スムーズに英語を身につけることができます。年齢が上がれば上がるほど、異国語に対して抵抗感をもち、苦手意識が芽生えます。

1度苦手意識が芽生えてしまうと身体が英語を拒否してしまい、その後英語の習得が難しくなります。なので幼いうちに英語を習得させようと考えます。

 

幼い子どもほど音感に長けているから

6歳以上になると、脳の中の音を聞き取る処理が行われる機能が退化していきます。そうなると6歳以前に耳にしたことがない音に対して耳が拒否反応を起こし、音を弾き返してしまいます。日本人がLとRの音の違いが分からないのはそのためです。

6歳未満に英語と触れ合うことで音の聞き分けができるので、就学後英語を学ぶ際の知識の取り込みがスムーズになります。

 

 

2.保育園が英語教育を取り入れる理由とは

英語教育 取り入れる 理由

英語をスムーズに習得するために、幼いうちから英語教育を取り入れるのが良いことは分かりましたが、それはどちらかと言うと保育園の方針ではなく親の希望です。

2007年に英語教育を取り入れている保育園は約48%と半分以下でしたが、今ではほとんどの私立保育園・幼稚園で英語教育が取り入れられています。保育園が英語教育を取り入れる理由はこちらです。

 

英語教育を実施する保育園は集客力があるから

自分の子どもに英語を身につけてほしいという保護者はとても多いです。保育園を選ぶ際、英語教育に力を入れている・取り入れていることに重きを置く保護者も少なくありません。

集客が良いと園の経営も安定しますし、逆に英語を取り入れないと他の園にもっていかれるので経営が困難になる可能性もあります。このような理由から英語を取り入れ始める保育園が多いです。

 

プリスクールが大人気!?

今プリスクール(英語を使った環境での保育施設)が大人気です。英語教育をするというよりは、日常生活に英語を取り込む実践的な教育であることから人気があります。このような施設はこれからどんどん増え続けるでしょう。

 

 

3.保育園での英語教育内容とは?

教育内容 英語教育

保育園児への英語教育と言われても、自身が経験したことがない分イメージがつきにくいと思います。保育園での英語教育は、年齢別に教育方法が違う場合がほとんどです。園により違いがあるかもしれませんが、ここでは一般的な教育内容をご紹介します。

 

0~1歳は歌の教育が中心

0~1歳は特に脳の成長が著しいので、歌やDVDなどを通して耳に英語をインプットさせます。英語を教えるというよりは、保育士も一緒になって耳で英語を楽しむといったほうが正しいかもしれません。

 

2~3歳は歌とダンスが中心

2~3歳になると自力で身体を動かすことができたり、自立歩行できるようになったりします。0~1歳までは聞くことだけを中心に教育をしてきましたが、2~3歳は耳で英語を聞かせてあげるほか、ダンスなども取り入れています。

 

4~5歳は実践的な会話が中心

4~5歳になると、ヒアリング・スピーキング・ライティング・リーディングを取り入れるため、一気に難易度が高くなります。赤ちゃんから保育園に入っており英語教育を受けている子どもは、自分より英語力が高いことがあります。

ですので4~5歳の子どもの教育をするには英語を勉強する必要があるでしょう。後にご紹介する英語保育検定の資格を取得しといても良いかもしれません。

 

 

4.英語教育をしている保育園に転職するメリット

英語教育 働く メリット

保育士が英語教育を取り入れている保育園に転職した場合、以下のようなメリットが得ることができます。

 

保育士としてのスキルアップに繋がる

元々英語が得意でも不得意でも、人に教育したり英語と触れ合うことにより自然と耳に英語が馴染んでくるようになります。働きながら英語力を身につけれることはメリットでしょう。保育士としてのスキルアップにもなりますし、プライベートでも活かすことができます。

また、保育園が外国人講師や英語がペラペラの人を採用している場合、休憩時間などに英語を教えてもらうことができるかもしれません。

 

転職する場合スムーズにいく場合が多い

もし何かの事情があり転職をする場合、前の園で英語教育をしていたというと、その園が英語教育を取り入れている場合採用されることが多いです。やはり経営者は未経験者より即戦力の経験者を欲しがる傾向があります。

逆にいうと、現在英語教育を取り入れている保育園が多い中経験がないと転職しずらい、ということです。スムーズな転職をするには英語教育の経歴が欲しいものです。

 

英語の知識を活かせる

元々英語に興味があったり英語が得意な保育士の場合、保育園で存分にその知識を活かすことができます。好きな分野に携わりながら仕事をするのは楽しいですし、やりがいもアップするでしょう。

 

英語が得意だと好待遇になる場合がある

保育園は保護者に対し、質の高い英語教育を実施しているということをアピールしたいと思っています。ですが、それに見合う教育者がいないと実現することができません。

もしあなたが英語を得意としている場合、保育園はあなたという人材をほしがります。よって好待遇で転職できる可能性が高いです。

 

 

5.英語教育をしている保育園に転職するデメリット

英語教育 デメリット

保育士が英語教育を取り入れている保育園に転職した場合、以下のようなデメリットが考えられます。

 

教育するためには勉強が必要

人になにか知識を教えるためには、やはり自分自身が理解した上で教えなければなりません。間違った知識を教えてしまっては大変です。英語ができない人は改めて英語を勉強する必要があります

大人になってしばらく勉強から離れているため、学生のときのように勉強をするのは少々苦痛かもしれません。もちろん英語に自信がある人も、教える内容の予習は必要になってきます。

 

実力以上のスキルを求められる場合がある

求人の募集概要に「英語の知識不問」と記載されていたのにも関わらず、いざ入ってみたら実力以上の英語力を求められることがあります。スキルアップのためだと思い頑張れる人なら問題ありませんが、そうでない場合は辞めたくなる原因の1つになります

 

 

6.スムーズな転職をサポートする「英語保育検定」とは?

英語保育検定 とは

英語保育検定という資格があるのはご存知ですか。この資格は日本の国際的なグローバル化に対応できる幼稚園教諭と保育士の養成のために2011年から作られた資格です。

 

赤ちゃん・幼児言葉に焦点を当てている

英語保育検定では通常の英語検定とは違い、赤ちゃん言葉や幼児言葉に焦点を当てています。これらは英語検定では学ぶことができません。まさに幼稚園教諭と保育士のための資格ということです。

 

6段階のレベルで構成されている

英語保育検定は、入門レベルから責任者として活躍できる専門レベルまでの6段階で構成されています。試験内容はそれぞれの能力向上と学習進度を計れるような工夫がされています。

 

受験申し込み方法とは

英語保育検定を受けるための申し込み方法は以下の通りです。

  • インターネットからの申し込み
  • 郵便により申し込み

インターネットからの申し込みのほうが簡単にできるのでオススメです。詳しくは一般社団法人の保育英語検定協会の公式HPをご覧ください。

 

資格取得で仕事の幅が広がる

資格を取得すれば、英語教育を実施する保育園への転職がスムーズにいきやすくなるだけではなく、幼児英語教室などで働くことも可能です。難易度はそれほど高くないので、自身のスキルアップや能力を証明するために所得しといても良いでしょう。

 

まとめ

ほとんどの私立保育園で英語教育を実施しているため、もし英語教育をしたくないのであれば私立保育園ではなく公立保育園への転職を目指しましょう。

ですが遅かれ早かれ公立保育園でも英語教育が実施されると予想されます。その時にスムーズに英語教育を行えるように、英語を毛嫌いせずにある程度学んでおいたほうが良いかもしれません。

英語が話せる保育士はきっと重宝され待遇も良くなるでしょう。ですので良い職場・良い待遇で働くためには英語力が必須な時代になってくるかもしれません。

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