幼稚園保育士の転職で知っておきたい6つのポイント

幼稚園保育士の転職で知っておきたい6つのポイント

このページでは、幼稚園保育士の転職で知っておきたい6つのポイントについて説明しています。

下記のポイントを押さえ、幼稚園の求人に特化した転職エージェントを活用してより良い転職に臨みましょう。

 

1. 幼稚園保育士の主な仕事内容と他との違い

幼稚園保育士の仕事

子どもを預かる仕事という点で同じようなものと受け止められがちですが、保育士と幼稚園教諭はまったく異なる職業です。
幼稚園は分類上は学校であり、文部科学省の管轄となります。
よって、幼稚園教諭は教師となるので、働くには教諭免許が必要になり、保護者代わりに子どもを預かる保育士とは根本的に違うのです。

幼稚園教諭との違い

当然、仕事内容も保育士とは大きく異なります。
幼稚園教諭には、教師として社会や生活の知識・常識・技術・道徳などを子どもたちに指導・教育するという役割があります。
子どもへの関わり方は、基本的には保育士と大きな差はありませんが、幼稚園の目的はあくまで教育にあるのです。

また、幼稚園では、子どもを預かる時間が保育園のように8~13時間と長くなく、平均すると4~5時間程度となります。

 

2. 幼稚園保育士の平均年収・平均給与について

幼稚園保育士の給与

厚生労働省の調査によると、平成26年の幼稚園教諭の平均給与は月額で約23万円、年収がボーナス込みで347万円となっています。
西暦2000年以降、平均年収は330万~340万円の範囲で推移しており、安定した給与が見込める職業のように見えます。

しかし、実態はこの数字とは異なる様相を呈しています。

公立の幼稚園は勤続年数に比例して昇給する

公立の幼稚園では、そこで働く職員は公務員となるので、公務員規定に従って勤続年数を重ねるごとに昇給していき、各種手当も付いてきます。平均的な月収は30万円近くになるようです。

私立の幼稚園では公立の幼稚園と比較して低給与

これに対して、私立の幼稚園教諭は、勤務する園や地域によって大きな差が生まれています。

公立並みの待遇の私立幼稚園もなかにはありますが、毎月の手取り額が10万円台という人が大半です。
幼稚園教諭全体の平均月収が23万円となっていますが、実際にこの額を超える人はごく一部ということになります。

学歴が給与に影響する

学歴の差も給与の差となるようです。

四年制大学卒と短大卒では、四年制大学を卒業している方が給与は高くなり、初任給の時点で大きな差があるようです。
短大卒では初任給の手取りが12万円ぐらいということも珍しくありませんが、四年制大学卒なら初任給の時点で、手取りで20万円近くもらっている人も多いようです。

 

3. 幼稚園保育士の転職注意点

幼稚園保育士の転職注意点

認定こども園の増設など、幼保一体化が進められるなか、懸念されているのが幼児教育の質の低下です。

そういう状況にあるので、これからの幼稚園教諭には優秀な人材が不可欠であり、業務においてもこれまで以上に幅広い役割を担うことになるでしょう。
最近の幼稚園の求人にもその傾向が見られ、認定こども園のように幼稚園教諭と保育士資格の両方が必要なところも多くなっています。

すでに幼稚園教諭と保育士資格を両方持っており、普段からピアノにも慣れ親しんでいる方なら、転職活動はかなり有利に進められるでしょう。

幼稚園の求人は一般公開されることが少ない

保育園と比較すると、早番や遅番といった勤務も少なく、それでいて給与の水準は高めに設定されているので、実際、保育園から幼稚園への転職を希望する人が増えています。
ただし、幼稚園の求人は一般公開されることが少なく、一部の機関のみに提供される非公開求人が多くなっています

幼稚園求人に特化した転職サイトや転職エージェントを活用しよう

幼稚園は実際に働いてみないとわからないことが多いので、「自宅から近いところでたまたま求人があったから」などという理由で簡単に転職先を決めてしまわないように注意しましょう。

できるだけ条件の良い職場に転職したいと考えるなら、幼稚園求人に特化した転職サイトや転職エージェントを利用するのがもっとも効率の良い方法でしょう。
特に、モンテッソーリ教育など、高い専門性を活かした働き方を望む方ならば、独力で転職先を探すより、専門家の助言を得た方が良い選択ができる可能性は高いです。

幼稚園教諭・保育詩資格の両方を取得しよう

現在、幼稚園教諭、保育士資格のいずれかしか持っていないという方は、両方を取得する準備を進めておくことをおすすめします。

幼稚園の数は減少傾向にあり、代わって両方の資格が必要となる認定こども園が増えています。
改正認定こども園法の施行から5年後に当たる平成32年3月までなら、いずれかの資格を持っていて実務経験が3年以上ある方ならば、負担の少ない方法でもう一方の資格を取得できる特例制度が利用できます

今後の勤務先の幅を狭めないためにも、両方の資格取得を視野に入れておきましょう。

 

4. 幼稚園保育士の転職メリット

幼稚園保育士の転職メリット

こどもの成長を間近で感じられる

幼稚園教諭をやっている人たちが、この仕事の一番の魅力として挙げているのが、子どもの成長を間近で感じられることです。

実際、幼稚園で働きたいと考える人の志望動機のナンバーワンでもあり、幼児期から小学校入学までの短期間における子どもの著しい成長を見ることは、自分の成長にもつながることだとメリットに挙げています。

幼稚園から転職していく人も、この魅力が忘れられず、ふたたび幼稚園に戻ってくるケースが多いです。
保育園から幼稚園へと転職する人も、保育園にはないさまざまなイベントを、子どもたちとともに体験できることに魅力を感じているようです。子どもの好きな人にとっては、まさに天職といえる職業でしょう。

勤務時間が決まっている

また、幼稚園の方が保育園より働きやすいというのも、保育士が転職を目指す主要な理由となっています。

仕事のために子どもを見ることのできない保護者の代わりに、子どもの保育を受け持つ保育園とは異なり、幼稚園は学校の一種であるため、預かり時間が平均4~5時間程度となっています。

なかには延長保育を実施する幼稚園のように早番や遅番の勤務が必要な職場もありますが、それでも保育園のように13時間以上も開所していることはありません
自分の時間を今より持ちたいと考える保育士にとって、勤務時間が決まっていることは大きなメリットとなるようです。

保育園と比較して給与が安定している

また、幼稚園は、保育園より給与の水準が高いという傾向が見られます。

もちろん、公立・私立の違い、運営母体や地域の違いによって、幼稚園の給与はさまざまですが、それでも保育園よりは安定した給与が得やすいということができるでしょう。

 

5. 幼稚園保育士の転職デメリット

幼稚園保育士の転職デメリット

幼稚園への転職を目指す保育士の方には、実際に採用されるまでにさまざまな困難があります。

資格を取得することが必要である

まず、資格の問題があり、幼稚園教諭の免許を持っていなければ、働ける場所はかなり限られますし、雇用形態も正規職員は望めません。
保育士としての実務経験が3年以上あるなら、教員資格認定試験をパスすることで免許が取得できますが、働きながら試験勉強を続けるのは、ハードな仕事の保育士の方にとって簡単なことではないでしょう。

未取得の資格を取得しておかないと勤務先の仕事の幅が狭まる

政府の方針を見ると、今後は幼保一体型の施設が増えてくることが予想されます。
幼稚園の数は年々減少していますし、認定こども園の数は日に日に増えていっています

現在は幼稚園である施設も、今後、認定こども園に移行していくケースも多くなるでしょう。
その場合、幼稚園教諭の免許と保育士資格の両方が必須となるので、どちらの施設で働く人も、近いうちに未取得の資格を取得しておかないと、勤務先の幅が狭まっていくことになります。
すでに現在の求人状況も、両方の資格を持っていることを採用条件としている幼稚園が多くなっているので、資格の問題は急務の課題となっています。

実際に働いてみるまでどんなところかわからない

もうひとつ、幼稚園への転職でデメリットとなる点を挙げるならば、実際に働いてみるまで、どんなところなのかよくわからないという点でしょう。

給与や休日などは求人票に書かれているものの、私立の幼稚園の場合、施設ごとにまったく方針が異なるので、働き始めてから「こんな風だとは思わなかった」となるケースが続出しています

条件の良い幼稚園の求人は、なかなか一般には公開されていないので、転職活動の際の情報収集が鍵となります。

 

6. 幼稚園保育士の求人探し方のポイント

幼稚園保育士の求人探し方のポイント

幼稚園の求人は、ハローワークでも転職サイトでも見つけることはできますが、転職活動が面倒だからといって安易に転職先を決めてしまわないことが大切です。

幼稚園の実態は、実際に働き始めるまでよくわからないというケースが多く、簡単に決めてしまったために働き始めてから後悔したという人も多いようです。
「自宅の近所にあるから」とか「求人票を見比べて一番給与が高かったから」とか、ネットの口コミなど信用の薄い情報を決め手にするとかいうことは避けるようにしましょう。

幼稚園の求人に特化した転職エージェントを利用しよう

応募先がどんな教育方針を掲げて、実際にどんな指導をしているかをしっかり調べる必要があります

実際に幼稚園に見学に行くという方法もありますが、独力では難しいという人は、幼稚園の求人に力を入れている転職エージェントを利用するのが安心できる方法です。

条件の良い非公開の求人を紹介してくれることもあるので、登録しておいて損はないでしょう。

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