転職前に知っておきたい日本企業と外資系企業の4つの違い

転職前に知っておきたい日本企業と外資系企業の4つの違い

長らく続いた終身雇用の体制が崩れ始め、日本でも成果主義を打ち出す企業が増えてきました。それに伴い、社内での評価に不満を持つ人や、より高みを目指す意識の高い人は転職を計画するようになっています。

一概に転職と言っても同系統の職種へ転職するのか、別職種に転職するのかで変わってきますが、ここではもっと大きな括りで、日本企業と外資系企業の違いを紐解き、どちらに就職するのが良いのかを考えてみましょう。

多くの部分で日本企業は外資系企業の良いところを取り入れ、今や日本企業という括りも曖昧になってきています。しかし、違う国なので文化や思想は当然異なります。根底にある違いを知ることは、大切な初めの一歩です。

まず転職に何を望むかを明確にする

何を望むかを明確にする
まず日本企業と外資系企業の違いを把握する前に、あなた自身が転職に何を望み、仕事で何を重視するか意識することが大切です。

大規模なプロジェクトを任せてもらいたい、とにかく給料が良い会社に勤めたい、プライベートを大切にしたい、様々な理由が考えられますが、これらを明確に意識しておかなければ、転職に失敗するリスクが高まります。

職場の人間関係についても、どのような状態が好ましいか想定しておきましょう。これらを想定した上で、日本企業と外資系企業の違いを比べてみてください。

 

1.新人に対する扱い方の違い

新人に対する扱いの違い

日本企業と外資系企業では新人に対する扱いが全く違うみたいです。

 

新人を新人として扱う日本企業

日本企業の特徴として最初に挙げられるのは、新人を新人として扱う体制です。会社に入ったばかりの新人は右も左も分からないため、仕事を行う意味、どのような姿勢で取り組むべきか、理念から教育が始まります。中途入社であっても、まずは会社の理念を共有したり、社風に慣れるための行事を用意したりする会社も多くあります。

例えばある企業は二ヵ月以上の研修期間があり、新人教育に力を入れています。他方、一部の中小企業では、新人教育を行わないケースも往々にして存在します。こうしたケースでは、新人が単純に放置されることもりあります。

ただここで言えることは、研修をしようが放置をしようが、共通して言えるのは新人を新人として扱っていると言う点です。長い研修を行うのは過保護とも捉えられますし、放置するのは何も当てにならないと見放しているとも言えます。

 

成果主義の外資系企業

こうしたケースに対して、外資系企業では新人もベテランも関係なく、プロとしての能力が求められます。

新人に細かい研修は行わないことがほとんどですし、一方で仕事ができない中途採用者を雇用し続けることもありません。一方で、インターンで来ていた学生の能力が高ければ、いきなり管理業務を任されるケースもあります。

海外では実力があれば勤務年数に関係なく頭角を表せますが、多くの日本企業では、新人は経験を積むまで新人扱いです。

 

2.評価される部分の違い

評価される部分の違い
日本企業で出世するには、周囲との関係を良好にしておく必要があります。これは日本企業が仕事の結果よりも、過程を重視する傾向があるからです。うまく利用すれば、仕事の能力が低くても周囲の評価を上げれば出世できることを意味しているため、社内政治の能力がポイントになります。

一方で、外資系企業ではフラットな人間関係が前提にあるので、成果を上げたらその分評価は高くなりますし、出世に繋がるでしょう。シンプルに言えば成果主義の世界です。

 

3.仕事に対する責任意識の違い

責任感の違い

外資系企業では、欠員が出たらすぐに新しく人材を募集したり、派遣社員を雇用したりする傾向があります。しかし、日本企業では欠員が出たら、まずは周囲の人が、時に部署を超えてでもフォローする体制が一般的です。

このことは外資系企業の方が個を重要視し、各人の専門領域の仕事に集中しやすい環境を整えるのに対し、日本企業は会社=集団を優先するといった考えが根底にあります。

良し悪しではなく、外資系企業は各人が任された仕事を遂行するという責任意識を持ち、日本企業は個人の責任範囲を超えてでも、集団として仕事を遂行するという責任意識の違いがあるのです。

 

4.会議の意味合いの違い

会議の意味合いの違い
会議や打ち合わせにしても大きな違いがあります。

 

発言が躊躇われがちな日本企業

日本企業は比較的長く、ダラダラと間延びする会議を聞いている時間が多くあります。さらに、上司に意見することは、是非に関係なく躊躇われがちです。会議で意見することで、失敗した時の責任を避けたい意向も、暗黙の内には含まれています。

 

積極的な発言が求められる外資系企業

一方で、外資系企業では会議は決定する場所です。そのため積極的な発言が必要ですし、暗黙は仕事をしていないのと同義です。そのためポジションにかかわらず、意見が求められます。

ただし意見は個人の意向表明であり、それが原因で問題が起きれば、責任は一人で背負う覚悟が必要です。その点は、日本企業以上に結果にシビアです。このように、日本企業と外資系企業は会議の意味合いに違いがあります。

 

日本企業か外資系企業かは一長一短

一長一短
このように、日本企業と外資系企業の違いは多々あります。どちらを選択するかは、じっくりと考えてください。
まずは転職サイトやエージェントに相談して情報を集めることから始めて、積極的に面接を受ける口実で企業見学をしましょう。

ただ大事なことは、仕事で何を一番大切にするかをイメージすることです。それが明確になれば、日本企業か外資系企業にするかは自然と決まってくるでしょう。

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