保育士から転職して一般企業で働くために押さえておくポイント6つ

保育士から転職して一般企業で働くために押さえておくポイント6つ

保育士ではなく一般企業に勤めたいという思いを膨らませる保育士は多くいます。保育士の資格を取得するためにたくさんの努力や時間を費やしてきても、実際の現場ではうまくいかないことがあったり、何にせよ保育士の仕事は想像以上にハードなのです。

女性が憧れる職業上位にランクインする保育士の仕事は、子どもたちの大事な成長期の保育を任される重要な役割を担っています。そのようなプレッシャーももちろん、暗黙の了解で残業があったり、毎日子どもたちと駆け回ったりと体力も必要になるため自分の時間も満足に取れないこともしばしば。

このような忙しい日常で自分が休める時間を確保できないと「保育士の仕事に疲れてしまった」「保育士以外の職業で働いてみたい」と悩んでしまいます。ですが保育士から転職をしたいという気持ちが強い場合は本気で転職を考えることは大事なことです。転職には大きな可能性が隠されています。

この記事では保育士から一般企業に転職を考えた際、押さえておくべきことを紹介していきたいと思います。

 

 

1. 保育士の転職!一般企業の仕事の種類について

保育士転職一般企業仕事種類

保育士が一般企業に転職をしようと考えたとき、最初にどのような職種があるのか確認が大事です。どんな仕事があるのかを知らずに転職活動を行うと、転職活動中や転職後に「こんな職種があったなんて知らなかった」というように後悔する方もいます。

  • オフィスワーク系(一般事務など)
  • 語学系(英語・翻訳など)
  • 営業・販売系
  • 金融系(経理など)
  • IT・技術系
  • クリエイティブ系
  • 医療・介護・福祉系
  • 製造・物流・作業系

大まかに分けると上記のような業種があります。例えばオフィスワークと言っても、事務や経理・受付・秘書など更に職種は細分化しているため、転職先を見つける前の段階では興味のある職種を色々と調べてみると良いです。

 

自分の持っているスキルに目をつける

転職先を見つけるヒントとしては、自分の得意なスキルや仕事の分野に目を向けてみると良いかもしれません。保育士のピアノが弾けるスキルや、中には英語が得意だったり、保育士以外の資格を持っている方もいるのではないでしょうか。そういった自分の持つスキルが活かせる職場を探すとやりがいが感じやすく新しいことにも挑戦しやすくなります。

 

保育士の資格が活かせる仕事もある

保育士が一般企業に転職をする際に保育士の資格を活かせる職場も多く存在します。

  • 一般事務系:PCスキル
  • 販売系:子ども服や子ども用品に関連するもの
  • 営業系:子どもに関する商材の取り扱いがある職場

保育士は子どもだけでなく、一緒に働くスタッフや子どもたちの保護者と関わる仕事のため対人関係の仕事には抵抗を感じにくいかもしれません。ただ、まったく新しい仕事よりも保育に関連する仕事だと楽しみを感じられると言えます。

 

2. 保育士から一般企業に転職した時の平均年収はどうなるの

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保育士の平均年収は2016年度現在においても平均年収250万円前後が相場と言われています。実は保育士から転職をしても月の給料が大きく変化するとは言い切れません。なぜなら平均の給与額は雇用系態によって異なってくるからです。

 

一般企業の正社員の平均給与

一般企業に勤める正社員の平均給料は大手企業など含めると年収が高いイメージがありますが、実際は正社員の保育士の給料が変わらない職種もあります。

業種別 平均年収
販売系 290万円
オフィスワーク・事務系 300万円
金融系(専門職など) 350万円
営業系 380万円
IT・技術系 420万円

このように技術職とオフィスワーク系との差はありますが、年収が低いと言っても保育士と大差がない職場もあるのです。

 

正社員だと勤続年数で昇給が見込めることも

前述した表ではオフィスワーク系の年収は低めでしたが正社員の場合は勤続年数などに応じて年収が高くなることもあります。保育士は長く務めても給料が上がりにくいとされていますが、一般企業の正社員は昇給が見込めることが多いです。

 

一般企業の派遣社員の平均給与

正社員とは違い一般企業に勤める派遣社員の平均年収は330万円前後です。月額にすると27万円前後ということで保育士よりも給料が良いことがわかります。単純に派遣社員の時給は高い業種が多いです。

 

一般企業の派遣社員は昇給が難しい

派遣社員は契約期間が通常は最大で3年と決まっています。そのため自分が長く働きたいと考えても契約期間が終われば別の職場を探さないといけません。そういった問題も含めて、仕事のスキルがあったとしても年齢に関係なく昇給は難しいのです。

 

外資系派遣社員は年収が高い傾向

特別な資格がなくてもある程度の英語力があれば働くことができる職場もある外資系の派遣社員の年収は480万円前後と高い傾向があります。月にして40万円と保育士の2倍になります。英語が得意な保育士であれば勉強をしながら外資系の職業を視野に入れてみるのも良いのではないでしょうか。

 

3. 保育士から転職して一般企業で働くメリット

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保育士が一般企業に転職して得られるメリットのひとつには働く職場によっては新しいスキルが身につく点があげられます。人とのコミュニケーション力などは職業柄培われている保育士の方はやる気や根気があるので、知らないことに対する適応能力もありたくさんの知識をどんどん吸収できるでしょう。

 

保育士以外の適性を発見できる

保育士に憧れて保育士として働いてみたけど、一般企業に転職してもっと自分に合っている職業と出会えたという方は少なくありません。業種や企業で仕事の内容はさまざまです。だからこそやってみて初めて自分の適性を発見出来るチャンスにあふれています

 

自分にとって将来性のある職場を発見しやすい

自分の適性を知ることができることは、自分に合う将来性のある職場を見つけやすくなると言えます。一般企業だと働き方によってはスキルがたくさん身につきますので、結果として長く勤めあげられるような新天地にたどりつくことも可能です。

 

働き方によっては自分の時間が作りやすい

一般企業の正社員の場合は土日祝日が休みだという企業が多くを占めています。何より保育士と違いサービス残業が無い職場も多いです。そのため、仕事と休日のメリハリがつけやすく自分の時間が作れます。ライフスタイルが充実していると人生が豊かになります。

 

資格取得などの時間にあてられる

自分の時間が作れるとその時間を使って資格取得などの勉強にあてる時間ができます。例えば正社員として働くために何か資格が必要な職場だったとしても決して難しいことではないのです。保育士だったらできないことは自分次第で可能になります。

 

4. 一般企業で働くデメリットはあるのか?

保育士転職一般企業デメリット

保育士が一般企業で働くデメリットには、業種によっては残業がたくさんあることもあるということが挙げられます。例えば販売系の職業だと売り上げを取るための企画を打ち出す月があったり、売上強化月間などを設けている職場がほとんどです。納期などを設ける職場は必要な期間に残業が多いという特徴もあります。

 

働く雇用形態によってもデメリットが異なる

保育士が一般企業に転職した時のデメリットを考えるのであれば、雇用形態別で感じるデメリットが大きく違ってくると言えます。基本的に保育士が一般企業に転職するデメリットは少ないとも言えます。

 

一般企業の正社員として働くデメリット

では一般企業の正社員として保育士が転職をした時にはどのようなデメリットを感じやすいのか考えられる点を2つ紹介します。

  • 入社後に仕事が合わないと感じても辞めにくい
  • 出来て当たり前とされる職場もある

転職先の企業ので働く社員は保育士が特殊な職業であると理解をしている方が少ないかもしれません。そのため「どうしてこんなに当たり前なことができないの」というような態度を取られてしまうこともあります。一般企業と保育施設ではルールそのものが異なることがあります。

 

一般企業の派遣社員として働くデメリット

保育士が一般企業の派遣社員として働く場合、デメリットはつあります。

  • ボーナスや賞与がない
  • 社会保険加入を自分でする必要がある場合がある
  • 交通費など支給されない
  • 休んだ日数だけ給料が減る

自由にシフトを組める職場が多かったり、残業をしなくても良いなどのメリットはありますが派遣社員のデメリットはしっかっりと理解しておくことが大事です。最近は派遣社員に対する法律も改善されてきているので、待遇が良い企業もたくさん見うけられます。

 

初めて覚える仕事内容が多い

保育士が一般企業に転職するうえでどうしても抱える問題のひとつです。保育士の仕事と違う規則やルールはもちろん、仕事はいちから学ばないといけないのです。単純に保育士以外の職業へ安易な考えで転職をしてしまうと仕事を覚えることも億劫になりやすいと言えます。

 

やりがいが感じられない場合もある

保育士から一般企業に転職して一番のデメリットがやりがいを感じられないことでしょう。保育士の仕事は大変ですが、頑張った分だけ大きな達成感を得られます。しかし、一般企業の場合は淡々とした作業を求められることが多いのでやりがいはあまり感じにくい傾向にあります。

 

5. 保育士から一般企業に転職する場合の注意点とは

保育士一般企業転職注意点

保育士が一般企業に転職するためには社会人ルール・マナーを身に着ける必要がある点は最も注意が必要です。社会人ルールというのは企業によって求められる度合いが異なりますが、基本的なことは事前にしっかりと勉強しておく必要があります。

  • 職場に適した化粧をする
  • 清潔感のある身だしなみに気を付ける
  • 出社や退社のルール
  • 挨拶などのルール

一般企業では社会人ルールは誰も教えてくれません。周りの社員をよく観察して、知らないことは自分からすぐに聞くということもマナーとして基本とされています。

 

時給だけで職場を探さない

良い転職先を見つけるためには時給だけで職場を判断しないことも大事です。最近は一般企業の求人も未経験でも高収入の求人がたくさんあります。高時給な仕事はそれなりの理由があります。本当に自分がその仕事をしたいのかなど、よく考えて決めるようにしましょう。

 

働きたい職場の条件を明確にする

一般企業は保育施設と違いかなり業種により仕事がことなるため、しっかりと転職活動を行えば良い職場にめぐり会えます。そのためには、一般企業で働く自分のビジョンなどを明確にしておきましょう。

  • 勤務地や交通手段などの条件
  • どんな職種になぜ興味が湧いたのか(働きたいと感じたのか)
  • 将来の自分はどんな働き方をしていたいのか

その他にも挙げられることは人によってさまざまでしょうが、しっかりと働く希望条件を考えてから転職活動をすることをおすすめします。

 

転職サイトごとに掲載求人が違う

保育士が一般企業に転職する際には転職サイトを活用すると思いますが、転職サイトごとで掲載している求人は異なるので注意してください。

  • 総合型の転職サイト
  • 業種特化型の転職サイト

大きく分けて掲載の求人は2つのタイプに分かれます。第一章で紹介しましたそれぞれの業種ごとに特化している転職サイトが増えてきています。総合型である大手企業の転職サイトばかりの利用は検索求人が偏りますので避けましょう。

 

 

6. 保育士から転職する一般企業求人の探し方

 保育士転職一般企業求人探し方

最後に保育士から一般企業に転職を成功させるためにどんな求人の探し方をすればよいのか説明させていただきます。大事なことは転職サイトには2つの種類があるという点です。

  • 検索型転職サイト:自分の力だけで転職活動をする
  • エージェント型転職サイト:担当エージェントが転職活動を全サポート

どちらの形の転職サイトを利用するかで転職活動が変わってくるとも言えます。この検索型転職サイトとエージェント型転職サイトについて詳細に説明している記事がこちら「検索型転職サイト・エージェント型転職サイトの転職サービス有効活用法」になりますので、是非参考にしてください。

 

転職サイトは複数利用する

良い転職先を見つけるためにはより多くの求人と出会う必要があります。ここで強くおすすめするのは、転職サイトを最低でも2~3社は登録して利用することです。例えば検索型の転職サイトとエージェント型の転職サイトを必ず1つずつ登録してみるのもおすすめです。

 

働きたい職種ごとの転職サイトに登録する

複数の転職サイトを利用することをおすすめしましたが、大手企業の転職サイトだけ利用するのはいけません。自分の働きたい・興味がわいた職種の転職サイトも必ず利用しましょう。きっと自分の希望に沿った求人に出会えます。

まとめ

転職することは昔はマイナスなイメージを持つ方が多かったのですが、最近では自分のスキルアップのために色々な職業を経験するという方も多くなってきています。保育士という職業には特別な職業ならではの良さというものがあります。ですが転職を考えるということは、自分にとってそれが全てではないということでもあるのです。

新しいことを経験したいという気持ちは勇気をもって行動してみると必ず自分のためになります。この記事で紹介したポイントを押さえつつ、実りのある転職活動を行っていただければ嬉しいです。

 

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