公務員から転職して一般企業に勤めるために知るべきポイント5つ

公務員から転職して一般企業に勤めるために知るべきポイント5つ

国家公務員や地方公務員という職業の仕事は多岐にわかりますが、共通するのは「国民のために仕事をする」ということです。一度就職できれば生涯安定の仕事だというイメージもあり、離職率は今現在でも低いままです。たしかに安定している職業の公務員ですが、中には公務員独特の仕事に不満を抱いている方もいます。

公務員は決められた仕事が多く、コツコツと仕事を積み重ねていくことが好きな方には向いている職業です。しかし、近年多くの企業家がさまざまな会社を創設し「個人ができる仕事の幅」が広がってきています。こういった背景があり、公務員の仕事ではなく「一般の企業で自分の可能性を試してみたい」「バリバリと仕事をしてみたい」という方が増えてきているのです。

実際、自分のやりがいのある一般企業に出会えると大きなやりがいを感じられます。それでも公務員から転職するには勇気がいるということも本当です。

この記事では一般企業への転職に悩んでいる公務員へ向けて転職前に知っておくべきことと、転職を成功させるための方法について紹介します。

 

1.公務員と一般企業の違いについて

公務員一般企業違い転職

まずはじめに公務員と一般企業の仕事や待遇の違いについて紹介します。公務員の職業ごとにも異なる点は複数ありますが共通して言える違いは上記の4つです。

  • 仕事する目的
  • 待遇の違い
  • 昇給の仕組みの違い
  • 不況から受ける影響

一般的に安定していると言われる公務員と業績結果などで安定が左右される一般企業の違い4つについて詳しく説明してゆきます。

 

公務員と一般企業では仕事する目的が違う

国が運営する公務員と企業や個人が雇用主となる一般企業は、仕事の目的についての考え方が違います。

  • 公務員:国民や社会に対して奉仕をすることが仕事で対価は目的としない
  • 一般企業:サービスや商品を顧客へ提供して利益を出すことが目的

一般企業は自らが提供して儲けた利益を、企業の設備資金・企業で働く方の給料として支払うのです。このように儲けを目的にすることは、企業どうしが提供するサービスについて競争をすることに繋がります。そのため一般企業の仕事の方法については日々変化していくものであると言えます。

 

公務員と一般企業は受ける待遇が違う

公務員は年に2回のボーナスが確実にありますが、一般企業のボーナスは支給される企業と支給されない企業があり受取れる約束も絶対とは限りません。このように受ける待遇が公務員と一般企業では異なる点が多いです。

他にも「福利厚生」「住宅手当」「退職手当」さまざまな待遇ごとの違いはあり、いずれも公務員の方が待遇が良い職場が多いとされています。しかし最近は一般企業も社員や従業員への待遇が手厚いものになっている企業は増えてきています。

 

公務員は産休や育休後の復帰率が高い

公務員と一般企業の待遇でいまだに大きく違うのは、公務員の方が産休や育休後の職場復帰率が一般企業と比較しても高いということです。一般企業も独自に出産や育児休暇制度を設けている会社は多いのですが、復帰率は低いです。育児をしながらの働きやすさは公務員が勝っています。

 

昇給の仕組みが公務員と一般企業は違う

公務員も一般企業も初任給や入社1~2年ほどは昇給に差もなく、年収についても同じことが言えます。しかし、どちらも昇給の仕組みが異なるのです。

  • 公務員:勤続年数にしたがって昇給する
  • 一般企業:業績や会社への貢献度など能力に合わせて昇給ができる

一般企業は公務員と違い仕事の評価で昇給が見込めます。つまり、仕事の結果が自分に反映されやすいのが一般企業であるとも言えます。公務員は職業にもよりますが、仕事に対する評価が高くても昇給が必ず約束されるわけではありません。

 

不況から受ける影響の違いについて

公務員と一般企業の違いのひとつに不況から受ける影響が挙げられます。不況の影響を受けやすい一般企業はリストラがありますが、公務員には事件など犯罪を犯さない限りリストラはありません。

 

2.公務員から一般企業に転職するための必要スキル

公務員一般企業転職必要スキル

公務員の事務的なスキルや基本的な社会人マナーは一般企業でも通用します。その他に公務員から一般企業に転職する場合に必要になるスキルは以下3つです。

  • 発言する力
  • 行動力や実行力
  • コミュニケーション能力

これからこの3つのスキルが具体的にどのような目的として必要になるのか説明したいと思います。

 

仕事に対しての意見は進んで発言することが必要

一般企業では「このように仕事をした方が効率が良いのではないか」「この仕事を完了するために先にこの作業を分担してはどうか」など、どうやって仕事をしたら効率がよく生産性が上がるかなどを考えながら仕事をすることが基本となります。そしてそのアイディアは積極的に発言することが求められます。

 

自分の発言によって企業にとってメリットが生まれることも

公務員という仕事をしていたからこそ、一般企業の仕事の中で違和感や疑問が生まれることがあります。その違和感や疑問を発言することで仕事や会社にとってメリットになります。加えて個人的にも会社から貢献度が上がります。仕事に対してのアイディアが採用されようが採用されまいが関係ありません。

 

考えや思ったことは即行動・実行することが必要

一般企業は公務員と比較すると求められる仕事のスピードが早いです。だからこそ、自分の考えや思い付きについての行動力や実行力は持っていて当たり前のスキルになります。毎日どんな些細な仕事も有言実行と無言実行を上手に使いこなしていくことが大事なのです。

 

一般企業に必要なコミュニケーション能力

仕事で言われる「報告・連絡・相談」は何よりも大事です。どんな些細な内容でも、仕事についての「報告・連絡・相談」が必ずできないと問題です。その他にも必要なコミュニケーションについて挙げてみます。

  • 自分の意見を明確に伝えることができるか
  • 傾聴力があり会話の内容を正確に把握できる
  • 人の意見と反対意見でも否定はしないこと

一般企業では色々な部署の方と関わる機会が多いため、必要なコミュニケーションについて理解していないと難しいと言えます。

 

とにかく自発的に仕事をすることが求められる

一般企業で大事となるのは与えられる仕事をこなすだけではなく、自発的に仕事ができることです。自発的に仕事をするためには自分で仕事内容ごとに時間の使い方を考え目標を立てることが必要になります。

 

3.公務員から一般企業に転職するメリット

公務員一般企業転職メリット

 

安定と言われる公務員から一般企業に転職して得られるメリットと言えば、自分に合った職場に出会えれば仕事への大きなやりがいを感じられることでしょう。たしかに公務員はよほどのことがない限りリストラなどされませんが、中には公務員の仕事にやりがいを見いだせずに働いている方も多いです。仕事にやりがいを感じられると人生が豊かになります。

 

公務員と比べて昇進がしやすい

一般企業では仕事の結果が見えやすいという点があります。頑張った分の評価がされやすく、人によってはどんどん昇進ができます。昇進によって社会的な地位も上がるといえるので、働き甲斐があるでしょう。

 

会社によっては収入が増える

一般企業では能力に見合った評価をされやすいので、評価に応じて給料も高くなる傾向にあります。収入を増やすも維持するのも自分の能力次第ということですが、チャレンジ精神の旺盛な人は仕事を楽しく感じるでしょう。

 

仕事に対しての自由度が高い

公務員は仕事についての就業規則やできる仕事などが一般企業と比べると制限されている職場が多いです。一般企業については仕事の目的やゴールは決められていますが、仕事の過程は自由に任されることが多いです。

また会社の規定にもよりますが、人によっては副業などをしている一般企業の社員もたくさんいます。

 

人間関係の幅が広がる

一般企業は同じ会社内のいろいろな部署の方の他にも、他社の社員と関わる機会があるので自然と人間関係が広がります。人間関係が広がるということは自分の考え方や可能性が広がることに繋がるのです。

 

4.公務員が一般企業へ転職した時のデメリット

公務員一般企業転職デメリット

 

公務員が一般企業へ転職する際に感じるデメリットは、職種によっては採用が難しい場合があるという点です。特に技術職などは公務員からの転職が不利になることもあります。採用が難しいということは、しっかり転職の目的や意志を持っていないと転職活動が間延びしてしまうことになります。

 

出張や転勤が多い会社もある

一般企業には出張や転勤が多い会社もあります。移動時間が長い出張などはしっかりとした準備や体力が必要ですし、転勤はよほどの理由がない限り断りにくいので、人によってはデメリットに感じるでしょう。

 

残業が多い会社もある

公務員にはほとんどない残業ですが、一般企業は残業がある会社がほとんどです。そのため、転職する前には残業時間や残業代がでるのか確認することが大切になります。

 

休暇が十分に取れないこともある

公務員の有給消化率は一般企業の平均と比べて高いと言われています。これも会社によって異なるのですが、一般企業は休日出勤があったり、有給を取りにくい会社もあることは覚えておきましょう。

 

5.公務員が一般企業への転職を成功させるために

公務員一般企業転職成功

世間では公務員が一般企業へ転職するのは難しいと言われがちですが、これから説明する転職を成功させるための4つのポイントを押さえておけば問題ないでしょう。

  • 転職する目的や理由を明確にする
  • 転職サイトを使いこなす
  • 転職サイトの情報だけに頼らない
  • 転職が難しいことを覚悟しておく

この4つのポイントについて詳しく説明していきます。

 

転職の目的や理由が明確だと転職活動がぶれない

最初に「なぜ公務員から一般企業への転職をしたいのか」という転職理由や「転職してどうなりたいのか」という目的をしっかり持ちましょう。転職の目的や転職理由を明確にしないまま勤務地などの勤務条件などを考えないでください。最終的にこんなはずじゃなかったと転職失敗に繋がります。

 

転職サイトの特徴を理解して使いこなすことが成功の秘訣

現在、転職サイトは数多く存在しています。大手企業が運営している転職サイトだけを使えば問題ないというわけではありません。

  • 転職サイトごとに特化している求人は異なる
  • 転職サイトごとに保有している求人は異なる
  • 最低でも2~3社の転職サイトを使い分ける

上記のように転職サイトの違いを理解して、出会う求人が偏らないようにしましょう。

 

検索型とエージェント型の転職サイトを使い分ける

最低でも2~3社ほどの転職サイトをどうやって使い分ければいいのか迷っている場合にはこちらの記事「検索型転職サイト・エージェント型転職サイトの転職サービス有効活用法」を参考にしてください。

検索型とエージェント型の転職サイトについてメリット・デメリットを詳しくまとめているので、自分にあう転職サイトをみつけやすくなるでしょう。

 

気になる企業の情報はあらゆる手段を使い調べること

転職サイトだけの情報に頼らないことも大事です。なぜなら「良い情報しか載せていない」「自分が知りたい情報が欠けている」など、転職サイト記載の企業情報が100%ではないからです。インターネットを使ったり、直接企業へ問合せたりするなど、自分でも興味のある企業情報は収集することです。

 

簡単に転職は成功しないと覚悟して転職活動を行う

繰り返しになりますが、転職は絶対に難しいというものではありません。ですが、良い転職活動を続けるためにも転職が簡単に成功しないと覚悟して転職活動を行うことは大切です。こういった覚悟があれば、常に真剣に転職活動を行えるので、転職は成功しやすいでしょう。

 

まとめ

以前は安泰と言われる公務員はとても人気が高い職業のひとつでした。今でも公務員の人気は変わりませんが、最近は一般企業の業種の種類やできる仕事が増えるにつれて、自分のやりたい仕事の選択の幅も広がり、やりがいなどを求めて一般企業で働く人が多いです。

公務員から一般企業への転職に悩んでいるのであれば、しっかりと違いを理解し、将来の自分のビジョンを想像してみると良いです。退屈して仕事をするより、新しいことに挑戦したい気持ちがあるのであれば自分の可能性を信じて転職してみることをおすすめします。

 

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