学生必見!大学生アルバイトのトラブル9つと対処法とは?

学生必見!大学生アルバイトのトラブル9つと対処法とは?

大学生になると、お小遣い稼ぎや、社会人前の経験として、アルバイトをする人が多くいます。

株式会社インテリジェンス(東京都千代田区)が調査したバイト経験率に関するアンケートでも、大学1年生で73.4%、大学2年生で88.4%、大学3年生で89.9%、大学4年生では92.2%という結果になっており、大学生のほとんどがアルバイトの経験があることが分かります。

しかし、大学生のアルバイトでは、採用側とのトラブルも多くなっています。社会人経験のない大学生に違法に勤務条件を課しているブラックアルバイト求人もあります。そのため、大学生がアルバイト求人に応募する際にはアルバイトに関する最低限の知識は身につけておきましょう。

ここでは、大学生のアルバイトでよくあるトラブルとその対処法についてご紹介します。アルバイトを始めようと考えている大学生は気をつけておきましょう。

 

1.求人広告と実際の賃金が違ったトラブル

求人広告と実際の賃金が違った

大学生の中には、アルバイトで稼いだ給与を生活費や学費に当てている学生も多くいます。また、せっかく働くのであれば高賃金のアルバイト先で働きたいと考える大学生が多いのは当然なことです。

ですが、求人先の中には実際に面接に行ってみると、求人広告に掲載されていた賃金とは違った賃金を提示してくるところがあります。

 

実際のトラブル:求人広告と100円も差額が

実際にあったトラブルとしては、求人には時給1000円と記載されていたのに、支払われた給与が時給900円になっており、アルバイト先に言ったところ、大学生までは学生時給で900円と言われたというものがありました。

 

対処法:求人広告は入職後も保管しておこう

求人広告と実際の賃金が違うというトラブルが起こった際に、騙された自分が悪いと思ってはいけません。なぜなら、職業安定法という法律によって、求人側が求人広告に記載した労働等条件を勝手に変更することを禁止しているからです。

そのため、求人広告に記載されていた労働条件と実際に働いた際の労働条件が異なってる場合には、実際の求人広告があれば賃金を求人広告に記載されていた分だけ請求することが可能です。

近年、増えているネットからの応募の場合は、そのデータをスクリーンショットなどの機能を使用して保存しておくとよいでしょう。

 

2.バイトの残業代がもらえないトラブル

残業代がもらえない

昔は、あまりなかったのですが、近年は人材不足からか、大学生のアルバイトであっても、残業を求めるアルバイト先が増えてきています。大学生本人の了承を得ることができれば、残業をさせること自体には許されています。ですが、アルバイトの場合、時給制になっているため、残業したらした分だけ、時給が発生するのは当然のことです。

しかし、アルバイト先の中には、残業をしたのにもかかわらず、「定時分の給与しかもらえなかった」「もらえたけど、残業した分の一部しかもらえなかった」といったトラブルが起こっているようです。

 

実際のトラブル:残業代は50時間分までしか払わない

実際にあったトラブルとしては、「飲食店で働いており、締めの作業を担当しているので、日によっては定時を超えて残業しなければならず、毎月100時間ほど残業をしているのに、残業代が50時間分しか出ていない。アルバイト先に相談したところ、残業代は50時間分までと決まっていると言われた。」というものがありました。

 

対処法:しっかり勤務時間を自身で記録しておこう

少し面倒であるかもしれませんが、残業代に関するトラブルが起こった際に、こちらが優位に立てる方法として、勤務時間を自分できちんと記録しておくことが対処法と言えます。

労働基準法では法定労働時間(通常1週間40時間、1日8時間)を超えた場合、割増賃金を払うことが定められています。そのため、会社の判断でアルバイトに残業をさせることはできず、アルバイトの任意が得られた場合であっても、必ず割増の賃金を支払わなければなりません。

しかし、こう言った残業代を支払わない会社に限って、勤怠表の管理がいい加減であったりします。勤務時間を会社管理だけでなく、自分でしっかりつけておくことが大切です。きちんとつけている場合は、メモであっても証拠として認められる場合がありますので、必ず記録しておきましょう。

 

3.勤務時間以外で仕事を強要されるトラブル

勤務時間以外でやらなければいけない仕事がある

アルバイトであっても、社員と同様の気持ちやモチベーションで働くというのは、自分の成長にもつながり、アルバイト先としては大変嬉しいことです。ですが、大学生の場合、アルバイトよりもまずは、学業をしっかりと行うことが望ましいです。そう考えている大学生も多くいると思います。

ですが、アルバイト先によっては、研修や仕事の準備などに関して、勤務時間以外でやってくださいというところも多くあります。ある程度の時間であれば、仕方ないと感じることもありますが、30分や1時間を超えて、勤務時間以外で何かを頼まれた際には、一度、しっかり考える必要があります。

 

実際のトラブル:1時間無給で働いているのと一緒?

実際にあったトラブルとしては、「1日に8時間定時内で勤務する前と後に、仕事の準備、片付けとしての時間を各30分ずつ取る決まりになっているのだが、この時間の給与が出ない」というものがありました。また、その他にも、「ある一定の時間を過ぎると、残業代が支払われなくなる」といったものもありました。

 

対処法:まずは上司に相談してみる

なかなか、相談しにくいことであるかもしれませんが、労働基準法では法定労働時間(通常1週間40時間、1日8時間)を超えた場合、割増賃金を払うことが定められています。また、アルバイト先が労働者の了承なしに、労働条件を変えてはいけません。そのため、まずは上司または店長などに、勤務時間以外の時間についての時給を支払うようにお願いしてみましょう。それでも、いろいろといちゃもんを言われた場合は、各都道府県の労働相談情報センターに相談するようにしましょう。

 

4.バイトを辞めさせてくれないトラブル

辞めたいのに辞めさせてくれない

現在、日本は人材不足に悩んでおり、多くの企業が採用に苦しんでいます。大学生のアルバイトであっても、大事な人材なので、なかなか辞めさせようとしないアルバイト先は増えています。また辞めようとする大学生を辞めないよう脅すといったニュースもありました。

 

実際のトラブル:損害倍賞を求められた

実際にあったトラブルとしては、「勉学に支障が出てきたので、勉学に集中するためにアルバイトを辞めたいとアルバイト先に伝えたところ、辞めたら損害賠償を請求すると言われたのですが。」というものがありました。

 

対処法:契約書類は必ず保管しておこう

アルバイトを辞める際には、まず、契約書類を確認することが大切です。自分が、契約書類の中で、契約期間に定めを設けていた場合は、契約期間中に辞めた場合、損害倍賞が発生してしまう可能性があります。

ですが契約期間に定めがない場合であれば、法的には2週間前に言うことで、会社を辞めることが認められています。そのため、アルバイト先に辞めると伝えた際に辞めるのを止められた際は、契約書類を見せて、法的にゆうるされていることを伝えると良いでしょう。

 

5.バイトの採用時に不適切な質問をされたトラブル

採用時に不適切な質問

大学生になって初めてアルバイトをするという方にとっては、アルバイトの面接はとても緊張するものです。また、面接自体がどういったものか、どういったことを質問されるかなどか分からない方も多くいます。しかし、アルバイトの面接時に家族のことや個人情報などを聞くことは、基本的にNGとなっています。

 

実際のトラブル:面接で個人情報を詳しく聞かれた

実際にあったトラブルとしては、「初めてのアルバイト面接に行った際に”家族は何をしているの?”とか、”休日は何しているの”、といったアルバイト業務に関係のない質問をされたのですが、答えたくなかったので、答えたくない意志を伝えたら、明らかにそこから圧迫面接になりました。」

 

対処法:どういうことを聞かれたかメモしておこう

厚生労働省では、公正な採用選考のため基本的に家庭環境や生活環境に関する質問を配慮すべき項目にあげています。そのため、家庭環境や生活環境に関する質問に関しては、答えたくない時は、はっきり断っても良いのです。答える際には「申し訳ありませんが、お答えできかねます」と言って断りましょう。

また、質問された内容などをメモしておくことで、労基署などに相談する際に証拠として活用できる可能性があります。

質問への回答を断ることで、「面接に落ちてしまうのでは」と考える人もいるかもしれませんが、そもそも、そう言った質問をしてくるアルバイト先は危険です。そのため、どうしても入りたいという希望がなければ、そう言った求人先はやめ、新たな求人を探しましょう。

 

6.バイト中の休憩時間ない、または短いトラブル

休憩時間ない、または短い

アルバイトの休憩時間は、労働基準法によって「労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分」、「労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間」と定められています。しかし、人手不足のアルバイト先や、ブラックアルバイト先などでは、休憩時間がない、または短いといったことがあります。

 

実際のトラブル:休憩時間なしで8時間労働

実際にあったトラブルとしては、「人手不足で、自分が休憩に行けばお客さんに迷惑がかかるし、お客さんのクレームに繋がる状態で、いつも休憩時間が取れない。それでいて、8時間、フルで働いています。店長には、合間を見て休憩を取れと言われましたが、常に忙しく休憩が取れません」といった相談がありました。

 

対処法:勤怠を自分でしっかりつけておこう

対処法としては、勤怠表をしっかり自分でつけておくことです。「メモなんかしても」と思うのではなく、しっかり細かい時間まで記録しておきましょう。あまりにも休憩を取らせてくれない場合は、店長に相談して、それでも改善されない場合は、労基署やハローワークに相談に行きましょう。その際に、自分でつけておいた勤怠のメモが十分役に立ちます。

 

7.聞いてないノルマがあるトラブル

ノルマがあって達成しないと怒られる

アパレルや飲食などの販売のアルバイトでは、ノルマを設定しているアルバイト先もあります。ノルマを設定すること自体は、決して悪いことではありません。

しかし、ノルマが達成しなかった際に強制的に自腹で買い取らせる行為や、給与から天引きするといったことは、法律で禁止されていますので、そういったことがアルバイト先であった場合は、すぐに労基署に相談しましょう。

 

実際のトラブル:ノルマがストレスで鬱に

実際にあったトラブルとしては「私はどちらかというと引っ込み思案で、接客がとても苦手です。ですが、アルバイト先では月のノルマが決まっており、いつも私は達成できません。しかも、達成できなかった分は次の月に繰り越されるため、いつもノルマを気にしてアルバイトに行くこと自体ができなくなってしまいました。ストレスで鬱になってしまたのです。」というのがありました。

 

対処法:ノルマで悩んだらすぐに辞めるか労基署に相談を

上記の実際にあったトラブルの例に関しては、アルバイト先のノルマによって、鬱状態になってしまったわけですから、法的に何らかの処置を行うことが認められます。そのため、すぐに労基署に相談しましょう。

また、基本的にはアルバイトがノルマを達成できなかったからと言って、怒られたり、無理に買い取らせるといった行為は違法になる可能性があります。そのため、ノルマに悩んでいる方がいたら、すぐに辞めるか、労基署に相談しましょう。

 

8.希望してないのにシフトを勝手に入れられるトラブル

希望してないのにシフトを入れられる

近年の大学生アルバイトのトラブルで多くなっているのが、シフトに関するトラブルです。基本的に大学生の本業は勉強です。もちろん、学費や生活費のためにアルバイトをしなければならない場合はあります。しかし、勉強がおろそかになれば本末転倒です。しかし、アルバイト先の中には、人手不足を理由に希望していない日にシフト勝手に入れられるといった所も多くあります。

 

実際のトラブル:テスト前に勝手にシフトを入れられた

実際にあったトラブルとしては、「大学生なので、テスト前はシフトを入れないようにお願いしていたのに、いざシフト表を見てら、勝手にシフトを入れられていた。どうしても無理だと断ったら、”甘えるな”と怒られてしましました。結局、テスト勉強があまりできず、成績の評価が下がってしましました。」というものがありました。

 

対処法:入社時にしっかり話し合っておくことが大切

シフトを勝手に入れてくる場合の対処法としては、面接、または入社時にしっかり話し合っておくことが大切です。労働条件をしっかり確認し、テスト前はシフトを入れないという約束を確実に結びましょう。履歴書の備考欄に記載しておくと良いでしょう。その上で、シフトを入れられた場合は、法律的に何らかの処置をとることができる対象になってきますので、こちらが不安になる必要はありません。

 

 

9.法定基準の有給がもらえないトラブル

有給がもらえない

すべての労働者は、ある一定の規定を満たすと、有給休暇がもらえます。しかし、ブラックアルバイト先などでは、大学生がそう言った知識がないと考え、有給の存在自体を教えてくれないところもあります。大学生も立派な労働者です。しっかり有給を活用しましょう。

 

実際のトラブル:学生アルバイトには有給休暇はない?

実際にあったトラブルとしては、「親にアルバイトでも、6ヶ月以上で働いている場合は、有給休暇がもらえるはずだよ。と言われ、店長に相談してみると、学生には有給休暇はないよ、と言われました。そこで、労働基準法には載っていますよね。というと、学生には適用されないと怒られてしまいました。」という相談がありました。

 

対処法:まずは労働時間を確実に計算してみよう

基本的に有給休暇というのは、仕事を始めて6ヶ月がたった人に対して、だれでも取ることのできるように法律で定められています。そのため、学生アルバイトでも6か月以上、同じ職場で働いている場合は、有給休暇を取る権利があるのです。

ただし、取ることのできる日数に関しては、どれくらい働いているかで異なります。そのため、事前に確認しておきましょう。

 

まとめ:労働条件に関する知識をしっかり持とう

今回は、大学生のアルバイトでよくあるトラブルに関してご紹介しました。大学生になって初めてアルバイトをするという人も多くなっていると思います。しかし、大学生と言っても他の労働者(アルバイト)と何ら変わりはありません。

アルバイトを始める際には、まず、労働者に関する法律について、最低限知っておくことが重要です。知らないまま始めてトラブルが発生してからでは、遅いのです。

今回ご紹介したトラブルに至らないようにしっかり、労働条件について学んでからアルバイトを始めましょう。

 

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