薬剤師の中途退職金平均と相場と考え方

薬剤師の中途退職金平均と相場と考え方

薬剤師に限らず、勤続3年以上正社員としてつとめた場合には、退職する時に退職金を受け取ることができる場合が多いです。

ですが、正社員と同じ勤務時間で仕事をしていた場合でも、パートやアルバイト、人材派遣などの雇用形態で仕事をしていた場合には、退職金は受け取る資格がありませんから注意しましょう。

1.薬剤師の退職金の規定とルール

退職金の規定とルール

企業に勤務するサラリーマンと同じように、病院や調剤薬局でも就業規定の中で退職金についての細かいルールが定められています。

退職金がいくらぐらいになるのかを知りたい場合には、就業規定をよく読めば、その中で計算方法なども提示されていますから、退職する前にどのぐらいの退職金が受け取れるのかを予想することはできます。

ポイント!

就業規則は勤め先によって大きく異なります。またかなり小規模の場合(社員10名以下)は就業規則がない場合があります。就業規則の退職金規定などをチェックしておきましょう!

 

正社員でも退職金は必ず出るものではない

退職金と言う制度は福利厚生の一環で、法律によって定められているわけではありません。そのため、退職金の制度がない職場もあります。もしも就業規定に退職金に関する記述がまったくない場合には、その職場には退職金の制度がないと考えてください。

 

「中小企業退職金共済制度」を適用している調剤薬局も

小規模の調剤薬局などでは、「中小企業退職金共済制度」が適用される場合が多くなっています。中小企業退職金共済制度とは、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための国の退職金制度で、独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共)が運営している制度です。

この制度の仕組みは、事業主が中退共と退職金共済契約を結び、毎月の掛金を金融機関に納付します。従業員が退職したときは、その従業員に中退共から退職金が直接支払われるというものです。

そのため、勤務先や転職先がこの制度に加入している場合は、退職時、中退共から退職金がもらえます

この制度の場合、毎月1万円程度の積み立てがされるので、30年勤続で約580万円程度の退職金になります。

 

ポイント!

退職金が少しでも出ずに、悔しい思いをした方は、転職の際には退職金が出るかどうかの福利厚生面のチェックも必要ですね。

転職を考える場合は注意を!

 

2.薬剤師の退職金の平均相場について

退職金の平均相場

具体的に平均いくらぐらいの退職金を受け取ることができるのかは、その企業の規模や勤続年数、そしてそれまでの年収などによって異なります

定年を迎えて退職する人の場合には、勤続年数が35年~40年と長いですし、退職金の金額も一流の企業だと数千万円と言うまとまった金額になることもあります。

 

企業規模によって退職金は大きく変動する

企業の規模が小さくなれば定年まで勤めても退職金は平均1000万円以下と言うことが一般的ですし、勤続年数が短くて年収も少ない場合には、退職金は数十万円と言うこともあります。

 

病院に勤務する薬剤師の退職金平均相場

病院に勤務する薬剤師の退職金は、勤務している病院が公立、国立であるか、民間であるかによって大きく変わってきます。

 

公立・国立病院の薬剤師の退職金

公立や国立病院に勤務している薬剤師の場合は、公務員と同様の扱いになるため、退職金も公務員と同様の金額になります。勤続30年以上になると、退職金も1000万前後になってきます。

 

民間病院の薬剤師の退職金

民間の総合病院の薬剤師の退職金の相場は、勤続30年以上で650万円~800万円とされています。ですが、民間病院の場合は、国公立と異なり、病院の経営状態によって給与も異なってきます。

 

薬剤師の退職金は製薬会社が一番高い傾向にある

薬剤師の仕事の中でも、比較的、給与の高い製薬会社は、退職金も薬剤師の職業の中で一番高い傾向にあります。東京都の中小企業に勤務する平均的な会社員の定年退職金は約1400万円、大企業で約2400万円、になっているため、製薬会社の中でも大企業に勤めている薬剤師の方は、約2400万円もしくは、資格職であるため、これ以上の退職金を受け取る場合もあります。

ですが、これはあくまで定年退職時の退職金になりますので、数年しか勤務していない場合や、途中で退職してしまう場合は、自己都合での退職となる場合が多く、これ以下の退職金額になるでしょう。

 

3.薬剤師の退職金への考え方とは

退職金への考え方

退職金の相場は、定年で退職するのか、それとも転職など別の理由で退職するのかによっても大きく異なりますし、企業によって異なりますから、大体いくらぐらいもらえるという相場はあってないようなものです。

 

勤務期間1年伸びると100万違う?

勤続年数によって退職金の金額は大きく異なりますし、勤続年数が9年と10年の場合などには、わずか1年の差でも退職金に100万円近くの差が出ることもあると言われています。

今すぐに退職したいというわけではなく、できるだけ辞めた時の退職金もたくさん受け取りたいという場合には、就業規定をしっかりチェックし、タイミングよく退職する工夫も必要です。

 

ポイント!

薬剤師求人サイトを活用して仕事探しをする場合には、転職先の退職金に関する規定などを専任のコンサルタントに聞いてみることも可能です。転職を考えている病院や企業に対し、退職金があるのかないのかという質問はできても、詳しい内容や金額の相場などはなかなか聞けないものです。

そんな時には、専任のコンサルタントが代理で質問することもできるので、ぜひ相談してみてください。

 

まとめ

近年は、退職金制度のある企業が減り続けています。もともと、退職金は長年会社に貢献してくれた社員のためというのもありますが、社員の転職を防ぐための制度として取り入れている企業も多くなっています。

退職金は企業によって制度が異なりますし、企業が倒産してしまった場合は退職金が支払われないこともあります。そのため、退職金が有る無しで転職先を決めるのは、あまりおすすめとは言えません。

ですが、退職金があるということは、とても魅力的ですし、それだけ従業員に長く働いてもらいたいという会社の意思でもあります。

転職先を選択する際には、退職金に関しても考えてみましょう。

 

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