薬剤師派遣求人を探す前にチェックする6つの重要項目

薬剤師派遣求人を探す前にチェックする6つの重要項目

雇用問題が叫ばれる昨今、元々正規雇用社員としてしか働くことができなかった薬剤師も2000年に改正された労働派遣法により派遣社員として働けるようになりました。

求人サイトをみると募集がかけられている労働形態のほとんどが派遣社員で、一見してわかることと言えば、アルバイトやパートよりも時給が高かったり、働き方の自由度が幅広かったりメリットがたくさんあるように見受けられます。

薬剤師の派遣求人も例にもれず、高時給なものばかりです。ですが、一般的な職業と違って薬剤師が派遣として働くにはいくつか決まりが設けられています。

今回は薬剤師が派遣として働こうと考えた時に気をつけたいポイント「薬剤師派遣求人を探す前のチェックしたい重要項目」とメリット・デメリットについてもお話します。

 

1.薬剤師派遣とは

薬剤師派遣とは

正規雇用の正社員やアルバイト・パートで働く薬剤師は通常、会社で決められたシフトや勤務日数に従って働いています。

その中で問題となっているのが職場によっては残業が多く激務であるということですが、派遣として働く薬剤師は会社直雇用の社員ではなく派遣会社の雇用形態で勤務するため残業もありません。比較的、自由に勤務できるのが派遣薬剤師の特徴です。

 

基本的な派遣のシステム

最初に派遣社員とはどのようなシステムで雇用されているか説明します。

  • 派遣会社に登録後に紹介された派遣先の企業に勤務
  • 勤務時間など労働条件は派遣会社と相談、交渉する
  • 給料は雇用者である派遣会社からの支払い
  • 派遣先の会社とは雇用関係を結ばない
  • 業務については派遣先の指示に従う

このように雇用の条件については派遣会社とやり取りをし、実際の仕事については派遣先のやり方に沿って勤務をするのが派遣のシステムです。派遣会社によって異なりますが、条件を満たすことで有給取得、保険会社への加入もできます。

 

派遣として勤務できない職場もある

病院と調剤薬局については派遣としての薬剤師勤務はできません。ですが、紹介予定派遣のように将来的に直雇用を前提とする形態で契約している薬剤師に限っては派遣されることが認められています。

 

2.薬剤師が派遣で働く注意点

薬剤師が派遣で働く注意点

空いた時間を利用して働けるというイメージが強い派遣薬剤師ですが、派遣労働法の改正により勤務にいくつか制約が設けられています。目的としては派遣労働者の保護・雇用を安定させるためです。

 

条件をクリアしないと日雇いなど短期契約ができない

労働派遣法で原則30日以内の労働契約は許されておらず、薬剤師は日雇いなどの勤務はできませんでした。しかし改正後に「日雇い派遣禁止の例外」という4つの項目どれかに該当すれば短期契約が結べるようになりました。

  • 雇用保険に加入してない学生
  • 派遣を副業とし年収500万円以上の人
  • 本人以外の同一生計者の年収が500万円以上の場合
  • 60歳以上

上記いずれかに該当をしていれば短期契約の薬剤師として派遣されることが可能です。この法改正により、仕事と家庭を両立したいと考える薬剤師が週2~3日ほどでの勤務が可能になりました。

 

離職した会社では1年以内の派遣勤務は不可

これは正社員として労働する薬剤師が会社を退職した場合は、1年以内に派遣薬剤師として同じ会社では雇用できないという法律になります。特に結婚や出産で一度退職してから、派遣社員として働きたいと考えている方は注意しておくべき内容です。

 

定年で退職した薬剤師は例外

正規雇用を定年で退職した方についてはまた別とした制約が設けられています。定年退職した薬剤師に限り、例外として1年以内でも退職した会社へ派遣社員として勤務が可能になっているということです。

 

同じ派遣先で勤務できるのは3年まで

比較的新しく改正された労働派遣法によって、薬剤師は現在勤務する派遣先で3年以上は働くことができなくなってしまいました。3年経過してもさらに勤務希望であれば、派遣会社と派遣先へ相談し、正規雇用として転換してもらうことが必要です。

 

3.薬剤師派遣の時給の相場とは

薬剤師派遣の時給の相場とは

一般職の派遣社員の相場は1000円前後ほどの求人が多く見うけられますが、薬剤師に至っては低くて2000円前後、高いと4000円を超えるような求人があります。

実際、薬剤師という資格を持っているため一般職よりも高時給なのは間違いありません。地域差も多少ありますが少ないといっても1800円スタートを目安にすると良いでしょう。

 

ドラッグストアは高時給が多い

OTC医薬品などを取扱っているドラッグストアは時給のスタートが2,500円と比較的高い傾向にあります。ご存知の通り、ドラッグストアは医薬品以外にも雑貨や日用品を取扱っている場所がほとんどです。その場合、業務の幅もおのずと広く求められるため、時給も高く設定されているようです。

 

4.派遣薬剤師として働くメリット

派遣薬剤師として働くメリット

薬剤師が派遣として働くうえでメリットになるのは誰に聞いても高時給であることがあげられます。ここでは高時給であること以外にメリットを挙げてみたいと思います。

 

残業がなく自由に使える時間を作りやすい

労働派遣法の条件を満たせば日勤でも働けるため自分の自由に使える時間というのが作りやすいです。ある程度お金を貯めてのんびり旅行をするのが趣味だとか、育児もあるけど働けるだけ働きたいというようなママさん薬剤師は派遣だと働きやすい傾向にあります。

 

選ぶ職場によってはスキルアップができる

契約期間も派遣会社と相談して働けるため、1年を通してみても人によっては色々な現場で勤務ができます。薬剤師という資格は活かせる職場が豊富にあります。

派遣薬剤師として働く方の中には多くの職場の経験を活かして契約時に決まっている時給を上げられるという方もいます。

 

5.派遣薬剤師として働くデメリット

派遣薬剤師として働くデメリット

おいしい話には裏があると良く言いますが、いくら薬剤師が難しい仕事を担っているからと言って高時給すぎるのはちょっと怖いという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。今度はデメリットをピックアップします。

 

昇給やボーナスはもらえない

これは派遣薬剤師の一番のデメリットではないでしょうか。正社員と比較しても時給は高いですが、ボーナスはもらえません。そのため年収だけでみると、派遣社員も正社員も大差ないという方もいます。

 

勤務先の福利厚生は受けられない

派遣薬剤師の雇用者は派遣会社になりますので、派遣先の福利厚生がどんなに良いものでも受けることはできません。最近では福利厚生がかなりしっかりした派遣会社もあるため、人によってはそんなにデメリットにはならないでしょうか。

 

派遣先によって毎回仕事内容が違う

勤務する職場によっては仕事内容が違うことが多く、せっかく今の職場の仕事を覚えたとしても次にそれが通用するとはかぎらないというのもデメリットと言えます。ドラッグストアからドラッグストアに代わっても店舗によっては仕事内容に差があることもあります。

 

6.薬剤師におすすめの派遣会社紹介

派遣会社紹介

それでは、いざ肌潤糖薬剤師として働きたいと考えた場合どのように働けばいいのか。今や求人は携帯電話ひとつで簡単に検索できますが、せっかくなら良い職場に出会いたい、そんな方のためにおすすめの派遣会社を紹介します。

 

安心と信頼がおける大手求人サイトを利用する

派遣といっても薬を取扱うことには変わりはありません。中でも初めて派遣薬剤師という形態で働くのであれば不安はどうしてもあるかと思います。そんな方には大手企業が運営している求人サイトの利用をおすすめします。

マイナビ、リクナビは聞いたことがないという方の方が少ないと思います。ファルマスタッフですが日本調剤グループが運営している薬剤師のための求人サイトです。

こういった大手であれば紹介している仕事も比較的豊富にそろえているため、希望に近い条件の仕事も見つけやすいでしょう。

 

独自のサービスを展開している求人サイト2つ

薬剤師派遣の求人もサイトごとにサービス内容も異なってきます。大手有名企業以外で紹介できる求人で、高時給を狙いたいという方は「薬キャリ」、非公開求人を知りたいという方は「薬剤師ドットコム」への登録が良いでしょう。

 

クチコミの情報は悪い声も必ず参考にする

ここで紹介した求人紹介サイト以外にもたくさん薬剤師の派遣登録サイトはあります。覚えておくと良いのは、良いクチコミだけ掲載されているサイトよりも悪いクチコミがある方がまだ信用できるということです。大手企業であれば信頼は約束できると言えます。

 

まとめ

薬剤師が派遣社員として短期の勤務を希望する場合、派遣労働法を守ることが大前提になります。普通の派遣社員と違って薬剤師だからこその労働法が設けられていることは忘れないようにしてください。

派遣社員というとなかなか良いイメージがもたれないこともありますが、自分のライフスタイルの希望を抜き出したときに、実は一番理想的な働き方ができる方法のひとつだったりします。

非正規雇用だから安定した勤務は続けられないということはなく、きちんと派遣労働法は改正され、より安心して働けるようになっております。

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