薬剤師が円満退職をするための流れとポイント6つ

薬剤師が円満退職をするための流れとポイント6つ

転職するということは現在勤務している職場を退職するということです。どのような理由であれ、お世話になった職場なのは間違いがありません。きちんとした退職の手続きをとることは社会人としての最低限のルールであり、たとえ最後であっても自分の誠意を提示することで円満退職につながります。

円満に退職できれば心もすっきりしますし、心機一転、新たな気持ちで新しい職場への転職活動にも臨むことができます。ではどんな方法を取れば円満退職ができるのか、詳しく紹介します。

 

1.退職の計画を最初に立てること

退職の計画を最初に立てる

ここでいう退職の計画とは、新しい転職先が決定してから退職をするのか、退職をしてから転職活動をするのか、ということです。どちらがより円満に退職できるのかということではありません。見切り発車になってしまわないように、退職の計画は必ず最初に立てましょう。

 

会社の就業規則を確認する

退職と転職活動の計画を考える時に注意したいのは、会社の就業規則です。入社時に資料などで手渡れているのであれば必ず確認しましょう。会社によっては退職時の規則など設けられている場合があります。

(社員10名以下の場合、法的に就業規則がなくても良いので存在しない場合があります。)

 

繁忙期などは避けるように配慮をする

職場によっては繁忙期があったりします。自分で立てた退職希望の時期が繁忙期にあたってしまう場合はよっぽどのことがない限り避けるようにしましょう。自分本位にならないことも円満退職の秘訣です。

 

2.退職願の作成しておくとベスト

退職願の作成しておく

転職活動の計画が立ち、退職の意志を会社に伝えるときには退職願も併せて提出します。どんなに早めに退職したい旨を口頭だけで伝えても、聞いてないなんて言われたらおしまいです。書面としても「いつ退職の希望を提出した」という記録になりますので作成することに越したことはありません。

 

退職願と退職届はどう違うのか

退職届とは別に退職願があります。退職届は自分が職場を辞めたいという意志を会社に認めてもらうために提出するのに対し、職場の都合関係なく一方的に会社を辞めたいと申し出る時に提出するのが退職願です。円満退職するのであれば、退職届をきちんと作成しましょう。

 

3.退職の伝え方とタイミング

退職の伝え方とタイミング

一般的には辞める1ヶ月前には退職希望の意志を上司に伝えることが好ましいとされています。ですが、仕事の引き継ぎの量などをきちんと考慮して1ヶ月では足りないのであればそれより早めに申告しましょう。就業規則ごとで2~3ヶ月前と決められていれば、きちんと規則に沿うようにしてください。

 

退職の意志は誰よりも先に上司に伝える

たとえ職場に仲の良い同僚がいたとしても、退職の意志は誰よりも先に「直属の上司」へ伝えましょう。うっかり同僚に話してしまって、その同僚から上司に伝われば上司のいい気分はしないです。マナー知らずだと思われない為にも同僚などへ軽々しく退職の意志は口にしないようにしましょう。

 

メールなどで退職の意志表示はしない

たまに退職の意志をメールで伝える方がいますが、この行為はかなり良くないことです。一方的に自分の意志を送り付けること、また文章によっては誤解を招いてしまうことがあります。

 

退職理由は素直に伝えることが大事

転職の理由が明確なのであれば正直に、素直に上司へ伝えましょう。例えば勤務の条件に不満がある、などのマイナスな理由で伝えにくいと感じる場合は「将来のスキルアップのため」「いろいろ経験を積んでみたい」などの理由を挙げることをおすすめします。ありがちな「個人的な事情により」などの意見だと職場によっては引き留められる可能性があります。

 

4.退職日が決まってからやるべきこと

退職日が決まってからやるべきこと

上司にもきちんと退職届と退職の意志を伝えたら、今度は退職日までに必ずやらなければいけないことがあります。

  • 仕事の引き継ぎ
  • 職場内の私物の整理
  • 返却物を確認しておく

退職後に転職活動をするのであれば別ですが、転職活動と並行して退職の準備をするのであればかなり忙しくなります。そうなるとどうしても自分のことで精一杯になってしまいますので、今の仕事を疎かにしない為にも退職するその日まで気を抜かないようにしてください。

 

引き継ぎ事項はリストアップしておく

スタッフが足りない、常に忙しいなどで引き継ぎ事項がたくさんある場合、まずはノートなどに引き継ぎ事項を書き出すなどしてきちんとまとめましょう。リストアップしておけば引き継ぎもスムーズに行えます。引き継ぎ事項は一緒に働くスタッフにも必ず伝えて協力をお願いしておくことが後々のトラブルを防ぐことに繋がります。

 

職場の私物は早めに整理し持ち帰る

職場に仕事着や私物を置いている方は多いと思います。荷物については必要のないものは早めに持ち帰り、必要なものだけを残すようにしましょう。私物の片づけを早めに済ませることで引き継ぎなど他の準備に時間を割くことができます。

 

返却物は早めに確認しそろえておく

退職時には会社に返却をするものがあります。直前になって用意するのではなく、私物の整理をしながら返却物も一緒に確認します。

  • ICカードや社員証(会社の社員である証明書など)
  • 健康保険被保険者証
  • 通勤の定期券(会社負担の場合)
  • 支給された仕事着
  • 会社で購入した事務用品や業務で使う資料など

このように会社から支給されているものはすべて返却をします。仕事着などは必ずクリーニングに出すなどしてから返すのもマナーです。

 

5.退職時に受け取るものを忘れないように

退職時に受け取るもの

退職をする時には必ず受取るものがあります。ついつい忘れてしまいがちになってしまうのですが、あとで二度手間などにならないように受取るものは念頭に置いておくか、メモをしておくようにします。必ず受取るものは以下です。

  • 薬剤師免許証
  • 雇用保険被保険者離職票(離職票)
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票
  • 年金手帳

その他に会社の備品など自分が立替えたお金などがあれば領収書を添えてきちんと清算しましょう。

 

薬剤師免許証は新しい勤務先で必ず必要

薬剤師免許証は、勤務先の会社に登録するものです。そのため返却の依頼を自分でしなくてはいけない場合は忘れないようにしてください。通常、次の勤務先が決まっている場合は新しい会社へ登録することが義務ですが、転職が決まっていない場合は今住んでいる住所を登録します。

 

雇用保険被保険者離職票(離職票)は必ず必要ではない

退職してから10日以内には交付され、雇用保険の手続きに必要になる離職票ですが、新しい転職先が決定している場合は必要がありません。まだ転職先が決まっていない場合で、もしも10日以上経っても離職票が交付されなければ務めていた会社かハローワークに申出をしてください。

 

雇用保険被保険者証は細長い紙のようなもの

雇用保険加入者である証明する書類になりますが、形としては細長い紙なので特徴があります。薬剤師免許と同様、新しい転職先に提出する書類なので受け取り後も紛失しないように管理してください。

 

源泉徴収票は年末調整時に必要

源泉徴収票は転職先が決まっていれば新しい会社に提出すれば、前の会社の分も併せて年末調整をかけてくれます。ただし、退職した年内中に転職先が決まっていなければ、自分で確定申告を行う必要があります。

 

年金手帳は手元にあるか確認を

年金手帳は会社に預けておく場合と、コピーだけを提出する場合とがあります。手元にきちんとあるのか早めに確認しておくと良いでしょう。

 

6.退職日の当日はどのように過ごせばよいか

退職日の当日はどのように過ごせばよいか

引き継ぎも終わり仕事の最終日ですが、いつものように仕事に取り組みましょう。最終日に生じた引き継ぎ事項があればきちんと上司や周りのスタッフに伝えることを忘れないようにしてください。

 

あらかじめ菓子折りなど用意しておく

今までの感謝の気持ちを表すためにちょっとした菓子折りなどを用意すると好印象です。この時ひとつひとつ小分けの包装になっているものが親切です。それから、その日に出勤していない方もいると思いますので、日持ちのするお菓子などがおすすめです。

 

感謝の気持ちを忘れずに

今回の転職のきっかけが職場に対する不満であったとしても、感謝の気持ちは忘れずに、最終日に一緒に勤務しているスタッフには一言だけでもよいのできちんと挨拶をしましょう。「ありがとうございました」と言われてイヤな気分になる人はいません。

 

まとめ:感謝の心を常にもつ

感謝の心を常にもつ

実は円満退職する方法なんてとても簡単な事なのです。それは、退職日までの期間、常に感謝の気持ちを忘れずに、明るく楽しく仕事をするように心がけることだけなのです。そして、辞めた後で会社に迷惑をかけないように、早め早めに辞めるための準備をしておく事です。

辞める理由によっては、感謝の心なんて持てない、なんて方もいるかもしれません。その場合であれば、手続きや引き継ぎに関しては漏れなく丁寧に行い、最終日にはきちんとお世話になった旨を言葉にして伝えるようにしましょう。礼儀を表すことは自分の人間性にも関わってきます。新しい気持ちで転職を成功させるためにも、最後まで感謝の気持ちをもって仕事をしたいものです。

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