薬剤師が漢方薬局に転職するために知っておきたいポイント5つ

薬剤師が漢方薬局に転職するために知っておきたいポイント5つ

これまでは、漢方薬局と聞くと一般的に少し気難しいようなイメージを持たれる方が多かったのですが、近年は、漢方がもたらす、ダイエットや美容、健康効果が注目されており、漢方薬だけでなく、ハーブや健康食品、化粧品、入浴剤など幅広く商品を取り扱っている漢方薬局が増え、健康や美容に気を使う女性のお客さんからのニーズが高まっています。

そのため、漢方薬局の数も増えつつあり、転職を考える薬剤師の中でも近年人気の転職先となっています。

そこで今回は、薬剤師が漢方薬局への転職を考えた際に知っておきたいポイントについて説明します。

 

1.そもそも漢方薬局とは?

そもそも漢方薬局とは

漢方薬局は、名前の通り漢方薬を扱う薬局のことですが、近年、美容や健康面の志向が高いの女性の間で、漢方の力や効果が注目されていることから、漢方薬局でもそのニーズに合わせて、漢方だけでなく化粧品や入浴剤などを取り扱うところが増えてきています。

そうすると、調剤薬局やドラッグストアーとの違いはどこにあるか疑問に持たれる方も多いと思います。漢方薬局とは、どういった薬局を指すのでしょうか?

 

漢方薬局は患者さん1人1人にオーダメイドした調剤ができる

通常、調剤薬局や病院でもらうことのできる漢方薬は、医師の指示によって処方されるエキス剤と呼ばれるものになっています。しかし、漢方薬局の場合、エキス剤の処方はもんちろん、お客さん1人1人に合わせてエキス剤以外にも、植物の根、茎、葉などの生薬を、煎じ薬用に調剤します。

そのため、薬剤師はお客さんの体調や改善したい点に合わせて、オーダメードした漢方薬を提供することができます。そのため、調剤薬局やドラッグストアと比べると、お客さんとの距離が近づきやすいと言えます。

ただし、煎じ薬の販売を行う際は、薬局製剤製造販売業の許可をとることが必要です。

 

2.漢方薬局で働く薬剤師の仕事内容

漢方薬局で働く薬剤師の仕事内容

漢方薬局に関して、興味はあるけど、実際どんな仕事をしているのか、具体的に知っている人は少なくなっています。そ漢方薬局で働く薬剤師の仕事内容とは一体どのようなものでしょうか。

 

漢方相談(カウンセリング)

漢方薬局で働く薬剤師の仕事内容は、主に、お客様へのカウンセリングと漢方薬の調剤2つの業務等に分けられます

具体的には、まず、お客様が来た段階で問診票を記入してもらい、日常生活や生活習慣の中で問題がないかを、1〜2時間カウンセリングを行い、問診票に記入してあることから考察し、細かく掘り下げて見つけていきます。

 

お客様1人1人に合わせた生薬の調合を行う

お客様へのカンセリングが終わると、漢方薬局では、お客様にカウンセリングした内容から、そのお客様の解決したい悩みの解決策を考え提案し、お客様1人1人に合った生薬の調合を行います。

生薬というものを調合することで、漢方薬はできるため必ず漢方薬局で働く薬剤師にとって、調合という作業は必ず必要なものになってきます。

 

3.漢方薬局で働く上で薬剤師に必要なスキル

漢方薬局で働く上で必要なスキル

漢方薬局には、肌荒れやダイエットという日常的な悩みを抱えて来るお客様もいれば、持病やがん、慢性病などに、深刻な病気に悩みを持ってきているお客様もいます。

そのような幅広いニーズに対応する漢方薬局の薬剤師になるためには、薬剤師資格の他に何か必要なスキルがあるのでしょうか。

 

コミュニケーション能力

どんな仕事においても、コムニケーション能力は求められますが、漢方薬局で薬剤師として働く際には、特にコミュニケーション能力は重要になってきます。漢方薬局の薬剤師は、まずお客様にカウンセリングをすることから始まるからです。

しかし、一般的に人というのは、自分の悩みを表に出すことに抵抗があります。そのため、カウンセリングでは、いかにお客様に不快な思いをさせずに悩みを引き出せるかということが大切になってきます。

 

生薬と調剤の知識

カウンセリングの後には、そのお客様に会った漢方薬を調合しなければなりません。一般的に、漢方薬局で処方する漢方薬の多くは生薬一つから調剤して作ることが多いため、漢方や薬局の薬剤師に転職する場合は、ある程度、生薬についての知識がなければなりません

場合によっては、命にかかわる危険もあるため、生薬と調剤に関する知識は絶対に外せない条件となっています。

 

4.漢方薬局の薬剤師転職注意点

漢方薬局の転職注意点

漢方薬局に転職する際には、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。

 

常に勉強し続ける努力が必要

漢方薬の知識は、薬学部ではあまり学ばないため、卒業後に独学で学ぶことが必要になってきます。また漢方薬の知識は、とても難しく、情報量も多くなっていますので、常に勉強し続ける努力が求められます。

また、漢方薬認定の資格は、3年ごとの更新となっているため、更新時期に合わせて、研修の参加や、資格更新試験の勉強も日頃から行わなければなりません

 

ドラッグストアや調剤薬局よりも給与が低め

漢方薬局の給与は、平均月収は約30万円になっており、ドラッグストアや調剤薬局と比較するとやや低めになっています。そのため、現在、ドラッグストアや調剤薬局に勤務している薬剤師の場合、給与面ではなく、やりがいやスキルアップを求めての転職が好ましくなっています。

 

そもそも求人が少ない

漢方薬局へ、いざ転職しようと考えても、そもそも求人数が少ないということを理解しておく必要があります。

漢方薬局は、基本的に個人経営が多くなっていますので、そもそも採用の枠自体が少ないのです。

 

薬剤師以外でもできる仕事

漢方医薬品は、薬剤師でなくても、「登録販売者」であれば、誰でも扱うことができます。そのため、漢方薬局に勤務する従業員の中には薬剤師資格を持っていない人ももちろんいるということを理解しておきましょう。

薬剤師資格を持っている方が採用の際には有利ですが、薬剤師資格を持っていなくても、取り扱うことができるため、転職時の倍率はとても高くなります。

 

5.求人はどうやって探せばいいの?

漢方薬局求人の探し方

現在、漢方薬局の求人というのは転職を考える薬剤師にとても人気があるため、求人を探しても、なかなか見つからないといった声が聞かれます。

では、どのように求人を探せば良いのでしょうか。漢方薬局の求人の探し方についてご紹介します。

 

漢方薬局に直接電話して聞いてみる

漢方薬局は、個人経営のお店が多くなっているため、求人の探し方としては、直接、自分が転職したいなと思っている漢方薬局に問い合わせるのが最適といえます。

もし、そこで求人がなくても、漢方薬局同士での繋がりで、他の漢方薬局の求人を紹介してもらえる場合もあります。

 

薬剤師転職サイトを活用する

近年、転職を考える薬剤師の多くが活用しているのが、薬剤師専用の転職サイトです。ネットの普及により、インターネットを使用できる環境があれば、無料で転職に関するさまざまなサービスを受けることができます。

また薬剤師転職サイトは、普段表には出ない、好条件の非公開求人を保持していることがあり、人気のある漢方薬局の求人などを紹介してもらえる可能性が高くなっています。そのため、漢方薬局への転職をお考えの方は、ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

漢方薬への注目が高まっているため、漢方薬局の転職を考える薬剤師は多くなっています。

漢方薬局では、主に、お客様へのカウンセリングや、生薬の調剤が主な仕事となってきますが、近年は、ハーブや化粧品、健康食品などを取り扱う漢方薬局もあるため、その販売なども仕事内容となってきています。

薬剤師の転職先として、大変人気のある漢方薬局ですが、漢方薬局は個人経営の場合が多くなっているため、転職しようと考えても求人が中々見つからないのが現状です。

そのため、漢方薬局に転職をお考えの薬剤師の方は、薬剤師専門の転職サイトに登録することをお勧めします。

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