製薬会社へ転職を考える薬剤師が知っておきたい4つのポイント

製薬会社へ転職を考える薬剤師が知っておきたい4つのポイント

どんな仕事であっても、転職するにあたって給与は気になるところです。年収が下がってもやりたい仕事をしたい、という人も中にはいるでしょうが、ほとんどの人が年収のアップを望むはずです。今よりもやりがいのある仕事に転職し、且つ給与が上がればそれ以上のことはありません。今回は、薬剤師の転職先として人気が高い製薬会社に転職するにあたり知っておきたいことをご紹介いたします。

 

1.製薬会社で働く薬剤師の仕事内容

製薬会社 仕事内容

民間の会社ですから待遇が一律ではないのは当然のことです。薬剤師の資格を持っているといえども、入社すれば一社員の一人ですから、給与体系は会社の規定に基づきます。

 

製薬会社に勤める薬剤師の仕事内容は大きく3つに分類される

製薬会社の仕事で大きな役割を持つものとして、「研究職」「開発職」「MR」が挙げられます。薬剤師で製薬会社に転職される方・しようと考えている人のため、その仕事内容を詳しくご紹介いたします。

 

製薬会社での薬剤師の仕事~研究職~

研究員の仕事は、実験して新たなものを作り出すことが使命です。また現状の薬を分析し、今研究中の薬がチャンスとなるかを判断することも仕事の一つです。薬剤師の方の臨床知識は必要とされますが、実験のスキルがあることがまず前提です。よってそのスキルがあって、実験に興味がある方であれば成功する可能性は高いでしょう。

 

製薬会社での薬剤師の仕事~開発職~

開発職ですが、これはまに臨床経験が活きる所です。どのような患者さんに治験を実施するべきか、どのように試験をコントロールするかは実際に医療現場で働いた人の感覚がものをいうと思われます。臨床現場からビジネスモードに変わっただけで、その臨床での経験は十分発揮出来る職場であると思います。

 

製薬会社での薬剤師の仕事~MR職~

MR職ですが、薬剤師として働いた方はどのような薬や設備、環境が医療機関に必要なのかを知っているはずです。営業になり生活スタイルは一変すると思いますが、その経験からくる話は非常に説得力を持たせられると考えられます。ただ会社で勉強した知識だけではないため、その経験はあなたを際立たせる可能性が高いので十分に活躍が可能でしょう。

 

2.薬剤師が製薬会社で働く際の注意点

薬剤師 製薬会社 働く 注意点

薬剤師が製薬会社で働く際の注意点とはどのようなことがあるのでしょうか。確認しておきましょう。

 

資格を持っているだけで特別待遇ということはない

薬を開発、製造、販売するのが仕事の会社ですから、薬剤師の資格を持っている人はたくさんいます。研究、開発、営業、データ分析など様々な仕事があり、経験や実績によって昇給が早い人、遅い人がいます。特に営業職は、どこの会社でもそうですが、成績によって大きく収入が変わります。MRを担当すれば、高収入も充分可能性があります。

 

年収アップを目指しての転職であれば会社の給与体系をよく確認

製薬会社は比較的待遇が良いところが多いですが、それでも平均すると一般的なサラリーマンと同程度です。大幅な年収アップを目指して転職をするのであれば、会社の給与体系をよく確認しておきましょう。一見待遇が良いように見えても、休日が少なかったり、残業代が一定時間は出なかったりすると、結局は待遇が良いとは言えないこともあります。

 

あくまでもサラリーマンということを忘れずに

薬剤師だからといってずっと同じ部署で勤務できるとは限りません。ほとんど専門知識が必要とされない部署へと配置転換になる可能性もゼロではありません。サラリーマンである以上、会社に人事権を強く握られることになります。会社員として協調性がある人、自分の役割を理解できる人が向いていると言えるでしょう。

 

3.薬剤師が製薬会社に転職するメリット

薬剤師 製薬会社 転職 メリット

薬剤師が製薬会社に転職するメリットとはどのようなことがあるのでしょうか。確認しておきましょう。

 

基本的に製薬会社は福利厚生が整っていることが多い

病院やドラッグストアといった他の仕事に比べると、薬剤師の仕事の中では給与水準が高いのも事実です。それに加えて福利厚生が整っているところが多いのも魅力です。大手の企業ほどその傾向があります。育休、産休制度も整っており、女性でも家事、育児と両立することが可能です。週末や年末年始、夏季休暇など休日も多く、プライベートを充実させたい人に向いているでしょう。

 

薬剤師は重宝されることが多い

新しい薬を作るということは、それを実際に使用する患者さんに接した経験を持つ人間が必要です。それを考えると、会社の中での薬剤師の役割は非常に重要だと言えます。特に前職として薬剤師を選択し、これまでに患者さんの話を多く聞いてきた経験は重宝されます。そのため薬剤師から実際に薬を作る会社に転職することは、会社側からも必要な人材でありそれ自体が武器となるのです。

 

製薬会社に薬剤師資格を有する人は多くない

実際に薬を開発しようとしている製薬会社に、患者さんと接することができる薬剤師の資格を有する方はどの程度いるでしょうか。実は、そんなに多くはいないのです。この理由は薬を作る会社の職員が皆、薬学部出身ではないことが挙げられます。薬学部以外の工学や理学の背景を持った理系の人間をはじめ、開発職やMRとなると文系学部の出身者も多く、「薬剤師」という資格を持つ人材は会社の中でも珍しいのです。

 

4.管理薬剤師になった場合の仕事内容とは

管理薬剤師 場合 仕事内容

ここでは製薬会社で管理薬剤師の仕事を任された場合を一例として挙げたいと思います。

 

管理薬剤師とは薬の管理を行う責任者

管理薬剤師は、薬品を扱う部所ごとに最低1名以上必要となります。常駐でなければならないので、ドラッグストアや調剤薬局等に限らず、製薬会社や医薬品卸業などにおいても、複数の管理薬剤師を置くことになるわけです。資格としては、薬剤師の資格があれば大丈夫なので、幅広く即戦力として活躍できると言えます。

 

病院勤務のように残業や夜勤はなく土日も休みの場合が多い

転職をするにあたり、勤務日数や時間は重要になってくると思います。休みがしっかりしていれば、子育てで忙しい人であっても比較的時間をうまくやりくりすることが容易でしょう。製薬会社の本社及び支社では、当然営業活動用に沢山の薬を保管しています。それ故、拠点ごとに管理薬剤師が在住することになります。一般的に、一人だけというのは殆ど無く、複数の有資格者が勤務しています。

 

会社により手広く業務を任される場合もある

薬剤の在庫管理等の一般的な業務以外に、医者や看護師からの問い合わせに対応するDI業務が中心になります。加えて、行政機関への提出書類の作成や文書の管理保管なども任されることがあります。経験が積まれていくと、本社の管理薬剤師に選任されることになり、新規開発の医薬品の製品情報をMRに対して指導する立場にもなるわけです。バリバリ仕事をしたい人には良いでしょう。

 

まとめ

薬剤師 まとめ

転職とはとても勇気がいることです。いざ入社してから、こんなはずじゃなかった!なんてことにならないよう、労働条件などしっかり確認した上で転職先を見つけましょう。

まずは薬剤師専門の転職サイトに登録することをオススメします。一般に広く求人を出していない非公開求人も多くありますので、より多くの選択肢の中から、自分に合った転職先を見つけることができるでしょう。
 

薬剤師転職サイト口コミランキング


ランキングをもっと見る



転職サイト口コミを利用者様から頂いてランキングしています。求人の質やサービスの内容が違うので、複数登録して見比べ比較 することが転職成功への鉄則です。



関連ページ

薬剤師が大学病院に転職するメリット・デメリット・平均年収

薬剤師が大学病院に転職するメリット・デメリット・平均年収

薬剤師の転職先には、大学病院という職場もあります。大学病院は、仕事内容が大変幅広くなっています。 […]

続きを見る
臨床開発へ薬剤師転職!転職注意点と探し方

臨床開発へ薬剤師転職!転職注意点と探し方

臨床開発の仕事は新薬の開発に大きく携わる仕事で、その仕事内容は、大きく分けると治験プロセスの段階 […]

続きを見る
薬剤師アルバイト求人で働く前のメリット・デメリット確認6つ

薬剤師アルバイト求人で働く前のメリット・デメリット確認6つ

女性の社会進出が進む中、日本では生活に合わせた様々な働き方が選択できるようになっています。そんな […]

続きを見る
薬剤師が派遣に転職して働く前に知っておきたい完全マニュアル

薬剤師が派遣に転職して働く前に知っておきたい完全マニュアル

近年、薬剤師の働き方は、正社員だけではなく、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど幅広い働き […]

続きを見る
MR・MS薬剤師求人へ転職する前の3つのチェック項目

MR・MS薬剤師求人へ転職する前の3つのチェック項目

薬剤師が企業で働く場合に多いのがMRやMSという仕事です。MRは主に医薬品の情報提供を行い、MS […]

続きを見る
製薬会社で働く薬剤師が任されるMR・DI業務に必要な能力とは

製薬会社で働く薬剤師が任されるMR・DI業務に必要な能力とは

薬剤師に人気の転職先の1つとして製薬会社が挙げられるのではないでしょうか。 人気の理由は、大手の製 […]

続きを見る
管理薬剤師に転職5つの知識と管理薬剤師メリット・デメリット

管理薬剤師に転職5つの知識と管理薬剤師メリット・デメリット

管理薬剤師は、薬剤師の管理監督を行なったり、薬局などの施設の管理を行う責任者的な立場の職種です。 […]

続きを見る
血液センターの薬剤師へ転職する注意点

血液センターの薬剤師へ転職する注意点

血液センターで働く薬剤師がいることはご存じでしたでしょうか。なかなか知らない方も多いのが、この血 […]

続きを見る
薬事申請の薬剤師求人への転職5つの注意点

薬事申請の薬剤師求人への転職5つの注意点

厚生労働省からまだ承認されていない新薬の開発に関わることができる薬事申請のお仕事をしたい場合には […]

続きを見る
クリニック薬剤師求人への転職4つの注意点

クリニック薬剤師求人への転職4つの注意点

クリニックで働く薬剤師の仕事内容は、院内で医師が書いた処方箋を見ながら調剤業務と服薬指導、そして […]

続きを見る
薬事申請の薬剤師求人への転職5つの注意点薬事申請の薬剤師求人への転職5つの注意点
学校薬剤師になるためには?仕事内容・給与・メリット学校薬剤師になるためには?仕事内容・給与・メリット

薬剤師転職サイト口コミ

薬剤師転職サイト最新口コミ

最新の口コミ

転職サイトランキング

転職エージェントランキング 転職サイトランキング

中高年の転職サイトランキング 女性の転職サイトランキング

第二新卒転職サイトランキング IT・Web・エンジニア転職サイト

看護師転職サイトランキング 薬剤師転職サイトランキング

保育士転職サイト 介護士・介護職転職サイト