薬局での患者管理にタブレット端末を使用した新システムが登場

薬局での患者管理にタブレット端末を使用した新システムが登場

ヘルスケア事業に関するコンサルティングなどを行う「株式会社HMCエデュケーション(所在地:東京都港区)」が、新システム「バイタルデザインシステム(ビジネス特許申請中)」を開発しました。

バイタルデザインシステムとは、タブレット端末を使用して薬局を利用する患者の健康状態を把握したり改善に向けてのサポートができる薬局向けのシステムです。

医療政策が大病院から地域の診療所や在宅にシフト
(画像引用元:ニュースイッチ様より)

薬局や薬剤師は患者の健康に関する悩みをコンサルティングを通じて、個々に合った最適な生活習慣を提案します。

また、患者の生体情報や回答内容などを基に、30日ごとに冊子を個人別に発行します。その冊子を通じて薬剤師は個人別に健康管理のサポートをし、患者は患者で自主的に自身の健康について学ぶことができます。

現在システムに入っているメニューは「がんリスク判定(検査前検査)」など計3つのメニューのみです。メニューは順次追加予定であり、年内には「禁酒・禁煙支援」、2017年3月に「骨粗しょう症予防対策」・「軽度認知障害予防」・「ストレスマイニング」を始める予定です

なお、このシステムは2016年春に厚生労働省が始めた「健康サポート薬局」にのみ対応しています。運営において、薬局・薬剤師に求められる様々な要素を1つにまとめた資料も作成済みです。

システム構築費用は138,000円(税抜)~、別途冊子代などの費用がかかります。目標採用数は初年度に700件と設定しています。

健康サポート薬局とは

新システム「バイタルデザインシステム」は現状、健康サポート薬局のみに対応するということですが、今年の春から始まった健康サポート薬局(制度)とはどういったものなのでしょうか。

 

一定の基準を満たす必要がある

健康サポート薬局の表示が認められているのは、厚生労働省の定める一定の基準を満たす薬局のみです。基準を満たしている薬局は、2016年10月1日以降に各都道府県知事などに届出を出すことで承認されます。

もし、何らかの事情で基準を満たすことができなくなった場合は変更届を出さなくてはいけません。

 

健康サポート薬局のあり方について

健康サポート薬局には規定があり、それに乗っ取った業務をしなくてはなりません。健康サポート薬局のあり方をご紹介します。

  • かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能の維持
  • 国民の健康の保持と増進に対する積極的な支援

健康サポート薬局の届出を考えている薬局は、健康サポート薬局に対する理念や求められる業務について理解を深めてから届出をすることが推奨されています。

 

将来的にシンボル作成が検討されている

現在、健康サポート薬局であることを利用者に知らせるための決められたマーク・看板・書体は存在しません。ですが利用者に健康サポート薬局であることを認識してもらいやすくするため、現在統一的なマーク(推奨)について検討しています。

まとめ

病院の近くには必ず薬局がありませんか。本来薬局は地域住民が気軽に健康相談のために立ち寄れるような存在であるべきだ、と厚生労働省は考えているため、門前薬局が乱立していることをよく思っていません。

たしかに自分が病院を受診した際、1番近くの薬局に処方箋を持っていきます。離れた場所にある薬局だと処方された薬が置いていない場合があるため、そのリスクを避けるために近くの薬局を選択します。利用者にとっては薬さえ貰えればどこの薬局でも同じなのです。

ですが自分の健康状態を把握した上でアドバイスをくれる、となったら少し遠くてもそこに足を運ぶでしょう。今はメニューが少ないですが、どんどんメニューを増やしてもらってバイタルデザインシステムを扱う薬局が増えれば嬉しいです。

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