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院内保育の保育士の転職注意点と平均年収・平均給与

院内保育の保育士の転職注意点と平均年収・平均給与

このページでは、院内保育の保育士の転職注意点と平均年収・平均給与について説明します。

院内保育の保育士に転職する場合は、わからない点・ハッキリさせておきたい点を明確にする必要があります。また、平均年収・平均給与に関しては、一般の保育園より高めの金額になるようです。

1. 病院での院内保育の主な仕事内容と他との違い

産まれたばかりの赤ちゃん

近年よく耳にするようになった「院内保育」。院内保育とは病院内あるいは病院近郊に設置されている保育園で、病院に勤務する医師や看護師など医療スタッフたちの子供を預かり保育する施設です。
特に看護師は約9割が女性であり、看護師不足が叫ばれている近年になって、産後に職場復帰ができるようにと規模の大きな病院で独自に設置されるようになりました。

院内保育では一般の保育園とは異なり年齢別による「クラス」というものがありません。対象者が病院職員の子供と限定されているため基本的に規模が小さく、年齢もマチマチだからです。
来園してくる園児たちを1部屋でまとめて保育するのですが、どちらかというと一般保育園より乳児の割合が高いようです。また看護師の勤務シフトに合わせて来園してくるため、保育士のシフトも変則的で、24時間365日対応している場合がほとんどです。

2. 院内保育の保育士の平均年収・平均給与について

携帯を持って笑う女性

保育施設の中でも特に病院の職員を対象に、その子供たちを預かる目的で病院内や近郊に設置された「院内保育園」は、他の一般的な保育園と比べるとやや特殊と言えます。ではこの院内保育で働く保育士の気になる平均年収・給料はどれくらいになるのでしょうか。

一般保育も院内保育も全てひとまとめにして全体平均を算出した場合、保育士の年収は約310万円、月給は約20万円となっており、初任給で言えば月給約16~17万円。ハードで専門性の高い仕事であるにもかかわらずそれほど高い給料とは言い難いのが現実です。

しかし院内保育に関して言えば初任給でも月18万円を越えるところが多く、賞与平均は1位の公立保育園、2位の認定こども園に続く第3位、約50万円となっていて、保育士としては高めの数値になっています。

年収は一般の保育士より高め

院内保育園保育士の年収が高い傾向にある理由の1つは、病院職員の子供たち、特に看護師の子供たちを預かるという特殊性にあります。

看護師の勤務体系は変動的で、夜勤を含めたシフト制になっていますから、その子供を預かる保育士もそれに合わせたシフトが組まれます。そのため看護師と同様夜勤手当がついて一般の保育士より高めの年収になるのです。

加えて院内保育を設置しているのは大規模病院であることが多く、経営母体が安定しているため保育士に支払われる給料も比較的高めに設定されていると考えられます。

3. 院内保育の保育士の転職注意点

時計を持つ女性

大病院が経営する保育施設ということで安定性があり比較的給料も良いことから、院内保育園で働きたいと考える保育士も少なくないことでしょう。

しかし院内保育園は一般の保育園ほど求人数があるわけではないので、個人で探すとなるとそう簡単ではありません。
「苦労してやっと見つけた院内保育園求人!」ということですぐに飛びついてしまいたくなるかもしれませんが、やはり転職後長く続けていくためには早計な判断は禁物です。

転職を決める前に幾つかの注意点を確認しておきましょう。

勤務時間について確認しておく

院内保育の場合特にチェックしておきたいのは、勤務時間についてです。院内保育は病院職員、特に看護師の子供たちを預かることになるため、どうしても不規則になってしまいます

病院自体が24時間365日機能しており、職員の数に変動はあるものの必ず誰かは出勤していますから、彼らの子供たちも誰かしら来園することになります。
基本的に院内保育は夜勤を含むシフト制になることが多いのですが、場所によってはシフトではなく保育士を日勤組・夜間組で固定させて雇っていることもあります。

自分自身のライフスタイルや家族の有無、体力などを考えてどのような勤務時間帯が良いかを考えておきましょう

福栄厚生や社会保障について確認する

また院内保育の場合、正規雇用の他にパート・アルバイト・派遣などを採用していることも多いので、この点も確認しておきましょう。

非正規雇用は比較的自由が利きますが福利厚生や社会保障などは期待できませんし、逆に正規雇用はそれらを受けることができ安定している代わりに自由度は低くなります。

わからない点・ハッキリさせたい点を解決する

また病院の規模によっても院内保育園の職員人数や預かる子供の人数に違いがありますし、給料や福利厚生、休暇制度などにも違いが出てきます。

これらの点がハッキリ募集要項に記されていれば良いのですが、何も書かれていない場合や「応相談」となっている場合には転職を決める前にその点をハッキリさせておかなければならないでしょう。

もし転職エージェントに依頼できるのであれば、そういった分らない点・ハッキリさせたい点を伝えて調査してもらうと良いかもしれません。

4. 院内保育の保育士の転職メリット

子どもにキスされる女性

保育機関の中でも特に病院に勤務する医療従事者たちの子供を、同じ院内や近郊に併設されている保育施設で預かり保育するのが「院内保育」で、そのため来園する子供たちの数が少なく変動的であることが、一般の保育園との大きな違いになります。

この特徴から、まず小規模保育が可能になるという点が大きなメリットになるでしょう。

子供たちとじっくり向き合うことができる

つまり子供たち1人1人とじっくり向き合った、キメの細かな保育ができるということです。保育士職員1人あたりの子供数が法律によって定められている「小規模保育園」ではないものの、同じような条件になるので人手不足による大雑把な保育になってしまうことを防げます

また院内保育にはクラスがなく、どの年齢層の子供も一まとめに同じ教室で保育することになるため、縦割り保育を実践することも可能で、こういった保育を理想としている保育士にとっては非常に魅力的な職場になることでしょう。

業務負担が軽く、保護者との連携が取りやすい

また、院内保育では一般の保育園のような行事があまりないので業務負担が軽く、保育に専念できますし、保護者が同じ院内や併設されている病院で働いているので連携がとりやすいのもメリットになります。
例えば突然預かっている子供の体調が悪くなったときなどには、すぐに保護者に連絡することができ、緊急であれば保護者もすぐに駆けつけることができますね。

給料や福利厚生面、立地などの待遇に期待できる

院内保育を設置しているのは大病院であることが多く、大病院であれば給料や福利厚生面なども期待できますし、通勤に便利な立地条件であることが多いこともメリットになります。

5. 院内保育の保育士の転職デメリット

病院

院内保育は、その病院の職員、主に看護師の子供たちを保育の対象にしているため、保育士も看護師に合わせて変則的な勤務シフトになってしまうことが最も大きなデメリットになります。

プライベートな時間の確保が難しい

当然看護師には夜勤が求められますから保育士も夜勤が必要になり、大体月に5回以上は夜勤が入ると考えておいた方が良いでしょう。土日祝日出勤もあり、勤務曜日が一定でないためプライベートの時間や家族との時間の確保が難しくなってしまいます。

看護師最大のデメリットがそのまま保育士にも当てはまってしまうと覚悟しておいた方が良いかもしれません。

業務の幅が狭いので保育スキルが身に付きにくい

加えて院内保育の場合人数も保育のための面積も限られているため教室が比較的小さめで園庭がない場合もあります。

子供たちと元気に走り回って遊んであげるような保育を好む人にとっては窮屈に感じるかもしれません。
お遊戯会や運動会などの行事も少なく基本的に乳児が多い傾向にあることから様々な年齢層の園児を保育する機会も少なく、大規模な一般保育園で培えるような保育スキルが身につきにくいのもデメリットと言えます。

関わる園児が固定でないことが多い

また、院内保育の場合いつも一定の時間帯に同じ園児が登園してくるとは限りません。看護師のシフトに合わせて登園してくるためそれが自分のシフトに合うとは限らず、園児がなかなか保育士に慣れてくれないこともあります

子供との信頼関係は保育士のやりがいの中でも大きな部分を占めますから、これがないと非常に寂しい思いをするかもしれませんね。

6. 院内保育の保育士の求人探し方のポイント

女性看護師ガッツポーズ

近年院内保育を設置する病院の数は増加傾向にありますが、それでも一般保育園と比べるとそれ程多いわけではありません。

加えて、院内保育における保育士の必要数も限られているため、病院での院内保育士求人を見つけたいと思っても、なかなか望みどおりの求人を見つけることは難しいでしょう。

転職サイトや転職エージェントを利用する

それで院内保育の求人の探し方のポイントとしては、まず保育士に特化した転職サイトや転職エージェントを利用することが挙げられます。

彼らが持つ独自の情報網なら数少ない院内保育の求人も見つかるかもしれませんし、例えば「希望通りのシフトが組める所」「日祝日は休みのところ」など予め希望条件を伝えておけば、転職エージェントがそれに合った案件を見つけ出して知らせてくれるかもしれません

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